宮内中・橋本さん 極真空手で日本一 4大大会制覇目指す
極真空手の日本一を決める「2024全日本青少年空手道選手権大会」がこのほど行われ、12歳男子55kg以下級で橋本怜音(れい)さん(宮内中1年)が優勝した。
昨年は連覇をかけて出場したものの、惜しくも決勝戦で延長の末に判定負けし、悔しさを味わった。前回の雪辱を誓って挑んだ今大会。25人が出場するなか、橋本さんはシードで参加。次々と対戦相手に勝利し、王座を手にした。「初戦が一番緊張したが、その後は自分のペースで試合運びができた」と振り返る。今大会は攻撃と守りを丁寧にすることをテーマに、週に5日、父・竜(りょう)さんと共に練習に励んできた。
今年の目標は、4大大会に全て優勝すること。「自分らしい戦い方で、さらに上を目指したい」と力を込める。竜さんも「怪我に気を付けて、さらに挑戦してほしい」とエールを送る。