7月・8月の沖縄の楽しみ方を一挙ご紹介!夏の風物詩&涼しげスポット満載!
夏休みやお盆休みを利用して、沖縄旅行を計画する人も多いこの時期。 7月〜8月の沖縄は、青く澄んだ海と真っ白な砂浜、力強い太陽がまぶしく輝く、一年でもっともエネルギッシュな季節です! そこで今回は、7月・8月の沖縄の真夏を満喫するためのおすすめの楽しみ方をご紹介します。イベントやグルメ、避暑スポットなど幅広くご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
7月・8月の沖縄の楽しみ方:1. シュノーケリング・体験ダイビング
7月・8月の沖縄の魅力といえば、なんといっても、海! この季節の海は水温が28~30度前後と非常に温かく、一日中泳げるほど快適です。波の穏やかなビーチも多く、家族連れでも安心して遊べます。 夏の沖縄旅行では、ぜひ一度は海中世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。 また、最近ではSUPヨガやクリアSUPといった、マリンアクティビティも大人気です。朝焼けや夕暮れの時間帯を狙えば、より幻想的な海の風景を堪能できますよ。
1. 慶良間諸島
沖縄本島周辺や離島エリアでは、色とりどりの熱帯魚やサンゴ礁に囲まれた海で、シュノーケリングや体験ダイビングを楽しむことができます。 特に人気の慶良間諸島は、世界屈指の透明度を誇り、「ケラマブルー」と呼ばれるうつくしい海が魅力。高速船で那覇から片道約40分なので、日帰りもできます。 ウミガメと泳げるチャンスもあるので、お子さまから大人まで感動すること間違いなしです!
2. 青の洞窟(真栄田岬)
青の洞窟は、洞窟内に差し込む青い光が幻想的な空間がインスタ映えスポットとしても人気。 初心者向けのシュノーケリングツアーも豊富で、ウェットスーツやライフジャケットなどのレンタルも完備されています。インストラクターがしっかりとサポートしてくれるので、泳ぎに自信がない方や初めての方でも安心して参加できますよ!
3. 古宇利島・瀬底島
古宇利島や瀬底島といった北部のビーチでは、手つかずの自然に囲まれた静かな環境のなかで、心ゆくまで海の魅力を味わうことができます。 古宇利島は「恋の島」とも呼ばれ、うつくしいハートロックやエメラルドグリーンの浅瀬が人気のビーチスポット。透明度抜群で、足元にはカラフルな熱帯魚が泳ぎ、シュノーケリング初心者やお子さんにも最適な場所です。 瀬底島は本部町から橋でつながっており、アクセスも良好。島の西側に広がる瀬底ビーチは白砂が美しく、サンゴの群生やクマノミなどの海の生き物に出会えるポイントとして知られています。
4. 美らSUNビーチ(豊見城市豊崎)
美らSUNビーチは、那覇空港から車で約15分とアクセス抜群。 約700メートルにもおよぶ人工ビーチには、シャワーや更衣室、売店、バーベキュー施設なども完備されています。 海は波が穏やかで、小さなお子さんでも安心して遊べる浅瀬が広がっているのが特徴。日陰になるパラソルやレンタルチェアもあり、ファミリーにとって理想的な環境です。
5. アラハビーチ(北谷町)
アラハビーチは、アメリカンビレッジが有名な北谷町にあるため、どこかアメリカ西海岸のような雰囲気が漂います。 SUPやシーカヤック、ビーチバレー、さらにはバーベキューができるエリアも用意されており、アクティブに過ごしたい方におすすめのビーチです。周辺にはショッピング施設やカフェも多く、一日中いても飽きることがありません。
7月・8月の沖縄の楽しみ方:2. 沖縄の夏祭り&イベント
7月・8月の沖縄では、県内各地で伝統的なお祭りや大型フェスが開催されています。 日中のビーチとは違った夜の楽しみも充実していることはもちろん、沖縄ならではのお祭りの光景を目にすることができるので、ぜひ訪れてみてください!
1. 与那原大綱曳まつり(与那原町)
日程:2025年7月26日(土)・2025年7月27日(日) 沖縄本島南部・与那原町で毎年7月末に開催される「与那原大綱曳まつり」は、400年以上の歴史を誇る伝統行事です。 街の中央を封鎖し、東西に分かれて長さ90メートル以上、重さ5トンを超える大綱を引き合う様子は圧巻のひと言。観光客でも飛び入り参加できるので、「ハーイヤ!」という掛け声とともに綱を引けば、一体感を全身で楽しめます! また、祭りの初日は道ジュネー(伝統芸能パレード)やステージイベントが行われ、夜にはライブやカチャーシー(沖縄の踊り)で会場は大いに盛り上がります。
2. オリオンビアフェスト(石垣島・宮古島・沖縄市コザなど)
日程 石垣島:2025年7月5日(土)15時30分~21時(石垣市新栄公園 多目的広場) 宮古島:2025年8月2日(土)15時30分~21時(パイナガマ海空すこやか公園) 沖縄市:2025年9月13日(土)・9月14日(日)15時30分~21時(沖縄市コザ運動公園 サブグラウンド) 沖縄といえば、という代名詞のひとつが「オリオンビール」ですよね! 毎年夏になると、石垣島・宮古島・沖縄市(コザ)など複数会場でオリオンビールを主役としたオリオンビアフェストが開催されます。 各会場ともに地元ミュージシャンのライブ、伝統舞踊、エイサー演舞などが行われ、会場は毎回大盛況。 特設ステージの盛り上がりに加え、冷えたビールと沖縄料理を味わえる屋台ブースが多数出店され、まるで巨大なビアガーデンのよう! 真夏の夜にぴったりの、沖縄らしい開放的なフェスティバルです。
3. 海洋博公園サマーフェスティバル(本部町)
日程:2025年7月5日(土) 美ら海水族館で有名な海洋博公園では、北部エリア最大の夏の祭典「海洋博公園サマーフェスティバル」が開催されます。 夕暮れからは地元アーティストによるライブや郷土芸能のステージ、キッチンカーや屋台も立ち並び、ビーチでピクニックを楽しむような感覚でゆったりと過ごせます。 また、県内最大級の花火大会もあり、10,000発もの花火が海上から打ち上げられ、音楽とシンクロした演出は見応えたっぷり。 沖縄らしい開放感とともに、うつしい海と空に彩られた特別な一夜を過ごしてみては。
4. キャンプ・フォスターフェスティバル(米軍基地)
日程:2025年7月5日(土)・6日(日)13:00~21:00 沖縄本島中部・北谷町にある米軍基地「キャンプ・フォスター」では、基地オープンゲート型の夏フェスが開催されます。 会場は広々とした滑走路エリアに設置されていて、普段なかなか目にすることのない基地内に入るチャンス。 さらにステージではロックやポップス、ジャズなど多ジャンルのバンドライブが展開され、地元ミュージシャンやアーティストがパフォーマンスを披露。ライブの合間にはお子さんにも大人気のカーニバルゲームやクラフト体験、軍用車の展示、フォトスポットなども充実しています。 夕暮れからはライトアップにより、昼間とは違った大人なムードに。家族連れから海外文化に触れたい方まで、誰でも楽しめるアメリカン・サマー体験ができるのでは!
5. 全島エイサーまつり(沖縄市)
日程 ・エイサーナイト 沖縄サントリーアリーナ:2025年6月25日(日)17時〜21時30分 東南植物楽園:2025年7月6日(日)17時〜21時30分 沖縄県総合運動公園 陸上競技場前広場:2025年8月10日(日)17時〜21時30分 旧盆明けの週末に沖縄市で開催される「全島エイサーまつり」は、県内最大級のエイサーイベント。 県内外から集結したエイサー団体が、太鼓と掛け声、華やかな演舞で観客を魅了します。 2025年は9月中旬の開催となりますが、全島エイサーに先駆けて、エイサーナイトが開催されます。 全島エイサーの夜には花火も打ち上がり、沖縄の夏を締めくくるにふさわしい感動的な瞬間が味わえるのでは。沖縄らしさを存分に味わってください! ▼詳細はこちら 第70回沖縄全島エイサーまつり(2025年)&エイサーナイト|日程・見どころ・観覧情報まとめ
7月・8月の沖縄の楽しみ方:3. 快適に過ごせる涼スポット&屋内施設
7月・8月の沖縄は、強い日差しと高温多湿で熱中症に注意が必要な時期です。 特に日中は気温が30度を超える日が多いため、旅行の中で涼しい屋内施設や日陰で過ごせる場所を利用するのもおすすめです。
1. 沖縄県立博物館・美術館(那覇市おもろまち)
那覇市・おもろまちにある「沖縄県立博物館・美術館(通称:おきみゅー)」は、沖縄の自然・歴史・文化・芸術を一度に学べる知的な涼スポットです。 博物館エリアでは、琉球王国時代の生活や伝統工芸、戦後の復興の歴史などが紹介されています。夏休みの自由研究にもぴったりの展示が多く、家族連れの姿も多く見られます。 特に、ジオラマや映像を使った解説はお子さんにも分かりやすいのでは。 美術館エリアでは、沖縄出身の作家による現代アートや、国内外の企画展が定期的に開催され、アート好きにはたまらない空間が広がります。 館内は冷房がしっかり効いており、カフェや休憩スペースも充実しています。
2. DMMかりゆし水族館(豊見城市豊崎)
2020年にオープンした「DMMかりゆし水族館」は、ほかではあまり見られない体験型の水族館です。 沖縄の亜熱帯をテーマにした空間演出が特徴で、館内に一歩入ると、まるで南国のジャングルに迷い込んだかのような臨場感に包まれます。 館内には、色鮮やかな熱帯魚が泳ぐ大水槽や、頭上を魚たちが通り抜けていく海中トンネル、光と音が幻想的に演出されたクラゲゾーンなど、見どころが盛りだくさん。また、カピバラやナマケモノなどの小動物とも間近でふれあえるエリアもあり、小さなお子さんにも大人気です。 授乳室や休憩スペースなども充実しており、暑さが気になる日でも安心して過ごせる快適な施設です。
3. 沖縄こどもの国・ワンダーミュージアム(沖縄市)
沖縄こどもの国は、動物園や植物園、ミニ遊園地などが集まった複合型施設ですが、その中にある「ワンダーミュージアム」は、冷房完備の屋内体験型ミュージアムです。沖縄こどもの国の園内を楽しんで、暑さが辛くなってきたときにワンダーミュージアムに行くのもアリ。 館内は5階建てで、各フロアに工作エリアやデジタル体験、ふしぎなミラー迷路や光の実験などのコーナーがあり、夏休み期間中は特別展示や自由研究向けワークショップも充実。所要時間は2〜3時間ほど、しっかり涼みながら楽しく学べるので、暑さが厳しい日にもぴったりです。
4. 琉球ガラス村(糸満市福地)
琉球ガラス村は、県内最大級の吹きガラス工房と多彩な体験施設を備えた、ガラスのテーマパークです 。入場と駐車場が無料で、暑い日はもちろん、雨の日も安心して楽しめる全天候型スポットです。 まず目を奪われるのが、建物入口のモザイク壁画やステンドグラスの天井。館内は屋根付き&冷房完備の快適空間。休憩スペースやカフェもあり、暑さを忘れてゆったり過ごせます。 吹きガラス体験では、1300℃の窯の前で職人さんがサポートしてくれ、その場でオリジナルグラスを制作できます。アクセサリーやフォトフレーム作り、シーサー色付けまで、合計15種以上のワークショップが用意されており、お子さんから大人まで夢中になること間違いなし! 地元食材を使ったカフェ「福地商店」も併設されており、琉球ガラスの器で味わうドリンク&スイーツは格別です。
5. 県民の森(名護市恩納村)
沖縄本島北部、名護市にある「県民の森」は、総面積160ヘクタール超の広大な森林公園。その中心にある「ビジターセンター」は、冷房完備の屋内型施設で、森の生態系や動植物、沖縄の自然環境について楽しく学べる展示がそろっています。 館内では、沖縄に生息する野鳥や昆虫、植物の標本が多数展示されており、夏休み期間中は親子向けの自由研究イベントやクラフト体験も開催されます。虫好きなお子さんや自然に興味のあるファミリーにはぴったりのスポットです! また、館内の窓からは森の景観が望め、バリアフリー設計でベビーカーでも安心。涼みながら自然の息吹を感じることができます。センター周辺には木陰の遊歩道や展望台もあり、気温の低い朝夕に軽い散策を楽しむのもおすすめです。
7月・8月の沖縄の楽しみ方:4. 夏の沖縄グルメ&冷たいスイーツで涼を感じる
暑いからこそ食べたくなる、沖縄ならではの夏グルメもたくさん! 真夏の沖縄旅行では、暑さに負けないよう、カラダを内側からクールダウンしてくれるグルメやスイーツを取り入れるのも楽しみのひとつ。沖縄ならではの食材や文化が詰まった、夏にぴったりの一品たちをご紹介します。
1. 沖縄ぜんざい
沖縄のぜんざいは、黒糖で甘く煮た金時豆と、かき氷と組み合わせた冷たいスイーツ。沖縄風かき氷ともいえるこの一品は、沖縄の定番の夏のおやつです。 人気の老舗といえば、那覇市泊に本店を構える「富士家」。シンプルながら味に深みのある黒糖シロップと、ふわふわに削られた氷が口の中でやさしく溶けていく感覚は、まさに沖縄の夏の風物詩です。 もうひとつの名店「千日(せんにち)」(那覇市牧志)も外せません。こちらは「ミルク金時ぜんざい」が人気で、コクのある練乳が絶妙なアクセントに。暑い街歩きの途中に、冷房の効いた店内でひんやりスイーツを味わう時間は格別ですよ。
2. 黒糖ソフトクリーム
沖縄県産の黒糖をたっぷり使った「黒糖ソフトクリーム」は、自然な甘みとコクが特徴。ミルクのまろやかさに黒糖の風味が絶妙にマッチし、夏にぴったりのやさしいスイーツです。 特におすすめなのが、本島南部・糸満市にある「道の駅いとまん」や、北部の「道の駅おおぎみ」などで提供されている黒糖蜜かけタイプのソフトクリーム。トッピングに黒糖クランチやナッツが加わったものもあり、ちょっとリッチな気分に浸れます。 黒糖はミネラルも豊富なので、夏の疲れた体にもやさしいスイーツとして人気です。
3. フルーツのフローズンデザート
沖縄の夏の暑さを吹き飛ばすなら、新鮮な南国フルーツを凍らせたフローズンスイーツはいかが? マンゴー、パイナップル、シークヮーサー、ドラゴンフルーツなど、沖縄ならではの果実を丸ごと凍らせたり、ピューレ状にしてシャーベット風に仕上げたものが多く、観光地のカフェや道の駅などで手軽に購入できます。 そのまま食べ歩きもできるので、暑さを和らげてくれるのでは。 また、凍ったフルーツをカットしてかき氷のトッピングにしたり、ドリンクに入れてフルーツアイスキューブとして楽しむなど、アレンジも多彩。自然の甘みとひんやり感が、沖縄の暑さをやわらげてくれるでしょう!
7月・8月の沖縄も魅力的!夏真っ盛りの沖縄を堪能し尽くそう
7月・8月の沖縄は、青い空に輝く太陽、透き通った海の景色も相まって、まさに「夏を満喫する」にはぴったりの季節! 海でシュノーケリングや体験ダイビングを楽しんだり、白い砂浜でゆったり過ごしたり、ここでしか味わえない夏の自然をたっぷり満喫できます。 さらに、夏の沖縄は伝統の夏祭りやエイサーの熱気があふれるイベントもいっぱい。沖縄ならではの空気感を体感できるのでは。 マンゴーやパイナップル、黒糖を使った冷たいスイーツや夏グルメも豊富なので、暑さも忘れて楽しめます。 もちろん、強い日差しや暑さには気をつけて、こまめに水分補給や休憩をしながら無理せず遊んでくださいね。しっかり準備して、7月・8月だからこその楽しみ方・過ごし方で、ぜひ沖縄をご堪能ください!