【兵庫県】ホタルが観賞できるスポット8選!初夏の夜の絶景を見に出かけよう♪(2025)
夜に舞う初夏の風物詩「ホタル」。きれいな水や生い茂る緑など、豊かな自然に恵まれた兵庫県播磨地域で観賞できるスポットを紹介します。涼やかな光が舞う川辺で、夕涼みに行きませんか?
ホタルを観賞するコツとマナー
ホタルは日没後から1時間程度が活発で、気温が20度以上、曇っていて風がない夜に多く飛ぶといわれています。マナーを守ってホタルを観賞しましょう。
■観賞マナー
・車のライトや懐中電灯の光に注意
ホタルは強い光を嫌うので、懐中電灯や携帯のカメラや動画での撮影は厳禁。
また、車のヘッドライトで生息域を照らすのはやめましょう。ホタルの観賞には真っ暗な状態が最適。
・生息エリアを汚さない
ホタルが生息する環境には、エサになるカワニナがいて、アルカリ性・有機毒物が少ない水であることが重要な条件。川が汚れるとホタルが棲めなくなるので、ゴミはきちんと持って帰りましょう。
・草むらには立ち入らない
オスは光を発して飛びながら自分の相手を探し、メスは弱い光を発して草や木の葉の上でオスを待ちます。ホタルを踏んでしまうかもしれないので草むらには入らないで!
・ホタルを捕まえない
成虫になってからのホタルは寿命が短く、光っているホタルはもう数日しか生きられないのです。生涯の最後の姿を見守ってあげましょう。
・近隣へ配慮して
近隣住民に迷惑にならないよう、静かに観賞しましょう。大騒ぎするとホタルも逃げてしまいます。
1.ほたるの里<養父市>
画像はイメージです
ゲンジボタルの保護地域に指定されている養父市奥米地「ほたるの里」では、周辺一帯にホタルが乱舞する幻想的な景色が見られます。
種類はゲンジボタルやヘイケホタル、ヒメボタルなど。近くには「ほたるの館」やバンガローなどの宿泊施設もあるので、宿泊しながらホタル観賞も楽しめます。
場所
ほたるの里
見ごろ
6月10日~6月20日
時間帯
19:30~24:00ごろ
※20:00ごろは混み合う可能性があります。できるだけ混み合う時間帯を避けていただくようお願いします。
駐車場
有料(1台500円/350台)
問い合わせ
奥米地ほたるの館
079-665-0588
2.犬見(いぬみ)川<神河町>
犬見(いぬみ)川では6月の第2週目、3週目が見ごろ。ピークは20:00~21:00ごろで、川の上流「蛍橋」が絶好の観賞スポット。
ホタル観賞とあわせて宿泊や食事をするなら、犬見川近くの「ホテル モンテ・ローザ」がおすすめ。夏場はBBQサイトがオープンし、自然を満喫しながら食事ができます。
※食事は、3日前までに予約が必要。詳しくは公式HPで確認を。
例年、6月上旬には「神河町 町民体育館」「中村区ドリームホール」で「犬見川・中村区ほたるまつり」が開催されています。出店の出店やステージイベント、神河町のマスコットキャラクター「カーミン」も登場しますよ。ぜひ蛍鑑賞にあわせて立ち寄ってみて。
場所
犬見川沿い
見ごろ
6月上旬~6月中旬ごろ
時間帯
20:00~21:00ごろ
問い合わせ
神河町観光協会
0790-34-1001
3.ハチ北高原<香美町>
提供:県立人と自然の博物館 八木先生
冬場はスキー場として有名な「ハチ北高原」。夏はホタルのスポットとしても知られていて、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルなどが飛び交います。
標高が高く、冷涼な気候のため、ホタルが観賞できる時期は6月終わりごろから。見ごろは7月いっぱいなので、余裕をもって見に行けるのがうれしいですね。
豊かな自然の中で、美しく舞う光を眺めながら素敵な夜を過ごしてみてはいかが?
場所
ハチ北高原
見ごろ
6月下旬~7月下旬
時間帯
19:30~21:30ごろ
駐車場
要問い合わせ
問い合わせ
ハチ北観光協会
0796-96-0732
4.奥山川沿い<豊岡市>
6月中旬ごろからゲンジボタルが飛びはじめる、豊岡市出石町の奥山渓谷一帯。
奥山地区では、地元の人がビオトープを作成し、ホタルが生息しやすい環境を守っています。神秘的なホタルの姿を鑑賞してみては。
場所
奥山川沿い
見ごろ
6月中旬ごろ
時間帯
20:00~21:00ごろ
駐車場
約10台(奥山渓谷)
問い合わせ
但馬國出石観光協会
0796-52-4806
※見ごろなどの問い合わせはお控え下さい
5.大谿(おおたに)川<豊岡市>
城崎温泉の木屋町通り付近を流れる大谿(おおたに)川では、蛍を観賞することができます。6月中旬ごろから、ゲンジボタルやヘイケボタルが姿を見せはじめ観光客の目を楽しませてくれます。
「まんだら湯」近くの川沿いが、ホタルを見ることができる一番の鑑賞スポット。湯めぐりの後は、城崎の初夏の風物詩を楽しんでは。
場所
木屋町通りの川沿い
見ごろ
6月上旬〜中旬
時間帯
21:00ごろ
駐車場
市営駐車場あり
問い合わせ
城崎温泉観光協会
0796-32-3663
6.諭鶴羽(ゆずるは)ダム公園<南あわじ市>
淡路島最高峰の諭鶴羽(ゆずるは)山のふもとにある諭鶴羽ダム公園では、6月中旬ごろから美しいホタルの群舞が見られます。整備された全長2kmの周遊路を散策しながらホタルを観賞することも。
付近一帯は自然豊かで、温暖な気候や変化に富んだ地形から貴重な動植物が生息。夏の自然観察もできますよ。
場所
諭鶴羽ダム公園
見ごろ
6月上旬~下旬
時間帯
20:00~21:00ごろ
駐車場
30台(無料)
問い合わせ
一般社団法人 淡路島観光協会 南あわじ観光案内所
0799-52-2336
7.安富町林田川<姫路市>
安富町は林田川を中心にゲンジボタルの生息地です。
林田川では一時期、農薬などの影響で、ホタルが見られなくなりましたが、人口ふ化に取り組み、現在では皆河地区以南の林田川では、ほとんどの地区で乱舞するホタルを見ることができるようになりました。捕獲禁止の看板を設置したり、ホタルが地中から出てくる時期に草刈りをしないなど、各地区で注意をはらい、町全体でホタルを大切にしているそう。
5月下旬ごろからゲンジボタルが安富町南部狭戸地区に出始め、暖かくなるにつれ徐々に北部地区でも見られます。7月上旬ごろにはヒメボタルが最北部の関地区(グリーンステーション周辺)で見られるなど、時期によってそれぞれのエリアで鑑賞することができます。
場所
安富町林田川沿い
見ごろ
5月下旬~7月上旬ごろ
時間帯
20:00~23:00ごろ
問い合わせ
姫路市立グリーンステーション鹿ヶ壺
指定管理者:やすとみ人と自然との交流促進委員会
0790-66-3505
※見ごろなどの問い合わせはお控え下さい
8.越部西公園<たつの市>
自然豊かなたつの市では、5月下旬ごろから各所でホタルを観賞することができます。揖保川交流の山根川に隣接する越部西公園では、ゲンジホタルが生息しています。
県道724号沿いに車を走らせると、「ほたるの里」と表示された看板が。駐車場からホタルが生息する河川敷までは歩いてすぐ。河川敷の入り口にはゲートが設置されていますが、ホタルシーズンは開錠されています。
光に敏感なホタルのためにも照明は最小限に。マナーを守りながら初夏の夜を彩るホタルの幻想的な風景を楽しんで。
※鑑賞に最適時間は暗いため、足もとには十分注意して下さい。
場所
越部西公園
見ごろ
5月下旬~6月上旬ごろ
時間帯
20:00~21:30ごろ
駐車場
あり(越部西公園)
問い合わせ
たつの市新宮総合支所地域振興課
0791-75-0251