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【「Live118」を活用した初の海難救助】新潟県上越市沖でプレジャーボートが浸水、「ボン」という異音とともに機関が停止

にいがた経済新聞

曳船作業の様子 画像提供 上越海上保安署

新潟県上越市有間川漁港北方沖でプレジャーボートが浸水する事案が発生 画像提供 上越海上保安署

上越海上保安署によると、1月19日8時30分ころ、新潟県上越市有間川漁港北方沖で、長野県在住の50歳代男性が船長を務めるプレジャーボートの機関室が浸水するトラブルが発生した。

50歳代の船長ら5人が乗船したプレジャーボート(長さ約7.8m、幅約2.6m)は、1月19日8時30分ころ、タイやブリを吊る目的で有間川のマリーナから出港した。なお当日の海上は、天気も良く、比較的、波も穏やかな状態だったという。

その後、目的地に到着したプレジャーボートはニュートラルにし、再度微速で航行を開始した際、機関室の部分から「ボン」という異音とともに同機関は停止した。そのため、同日8時57分、船長である50歳代男性は118番通報した。

そして、通報を受けた第九管区海上保安本部は、上越海上保安署から巡視船「たつぎり」を出動させるとともに、1月18日から運用が開始した「Live118」を活用し、海難船舶の浸水状況や事故発生の概略位置を確認しつつ、「たつぎ」は現場に急行した。

1月19日9時50分、事故船舶と会合した「たつぎり」による曳船作業が開始され、同日13時14分にマリーナ上越への救助・陸揚げを完了した。

その後の調べで、事故船舶の機関(船内外機)の取り付け部分に亀裂が生じており、同所から浸水したものとみられる。また、機関が突然停止した原因については、現在調査中。

なお、乗船者にけがなどはなかった。

曳船作業の様子 画像提供 上越海上保安署

なお、今回の救助活動は「Live118」を活用した「第九管区海上保安本部における初の海難救助」となった。

「Live118」とは、通報者のスマートフォンで撮影した映像を、通報者と第九管区海上保安本部「運用指令センター」との間で送受信することにより、声や文字による通報では伝えることが難しい現場の情報を正確に伝達することが可能となる映像通報システム。

Live118 説明図 報道資料より

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