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北海道の味を手のひらサイズで!ミニチュア「鮭の昆布巻」がキュートすぎる♡【道産子ミニチュアごはん図鑑vol.4】

Sitakke

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北海道の“おいしい”がギュッと詰まった、驚くほど小さなミニチュアの世界へようこそ!北海道出身のミニチュア作家・碧aoさんが、大好きな故郷の味と記憶を、指先ほどの小さな作品として紡ぎます。

連載「道産子ミニチュアごはん図鑑」

現在は横浜在住の碧aoさん。「北海道の食文化が恋しい!」という思いをきっかけに、2年ほど前からミニチュアづくりをスタートしました。“リアルだけどかわいい”作品作りがモットーです。

→ 作家インタビュー:北海道の味をわずか“1センチ”で再現!全道民がグッとくる…ミニチュア作家・碧aoさんの故郷への思い

道産子ミニチュアごはんvol.4「鮭の昆布巻」

今回ご紹介する作品は、北海道の郷土料理のひとつ、「鮭の昆布巻」です。

ミニチュア作家・碧aoさん制作の「鮭の昆布巻」

碧aoさんによる作品解説

おせちに必ず入っている昆布巻。幼い頃は、昆布を巻いているかんぴょうが好きでしたが、大人になって昆布と魚の相性の良さに気づきました。

かんぴょうの透明感にはもちろんこだわりましたが、昆布の断面や魚の断面にもこだわりました。昆布巻に選んだ魚は鮭ですが、一口に鮭と言っても火の入れ具合によって色が異なります。しっかりと火が入り、つけ汁に浸かった鮭の色に注目していただけたら嬉しいです!

作品サイズ:約3㎝
製作期間:約2日
完成時期:6年10月頃

工夫・苦労したポイント
昆布巻のつけ汁はとろみがついていますので、とろっとしているように見せるよう工夫しました。約0.8㎝の小さな昆布を巻くのに苦労しました。また、かんぴょうが切れないようにひっぱりながら結ぶのもとても難しかったです。## 【豆知識】「昆布巻」ってどんな料理?

画像提供:農林水産省Webサイト

「昆布巻」は、ニシンや鮭を昆布で巻いた、北海道の郷土料理です。

昆布巻の歴史や特徴

全国の昆布の生産量の90%を占める一大生産地である北海道。
江戸時代に昆布漁が盛んとなり、同時期に漁獲量が高かったニシンや、北海道の名産であるサケと合わせた「昆布巻」がつくられました。「子生(こぶ)」という当て字をすることで、子孫繁栄の意味が込められることもあり、ハレの日の料理の食材として使われる機会も多くあります。

画像提供:農林水産省Webサイト

「昆布巻」の作り方

昆布とかんぴょうを水で戻し、魚を昆布で巻いてから、かんぴょうで縛り、砂糖、醤油、酒で煮ます。昆布で巻く魚は主にサケやニシンが多いですが、地域や家庭によっては、シシャモやチカの素焼きなどさまざまです。

(参考:農林水産省HP「うちの郷土料理」をもとに作成)

***

ミニチュア作家・碧aoさん制作の「鮭の昆布巻」

今回は、ミニチュア作家「碧ao」さんによる、ミニチュア作品「鮭の昆布巻」をご紹介しました。
北海道の“おいしい”を、ミニチュアの世界を通じて感じていただけましたか?
この小さくキュートな作品が、北海道との豊かな食文化の魅力と出会うきっかけになりますように…♡

ミニチュア作家「碧ao」プロフィール
北海道・札幌市出身、2児の母。札幌で7年間、栄養士として勤務した後、横浜に移住。2022年頃、「北海道が恋しい!」という思いをきっかけに、北海道の料理をミニチュアで再現する活動をスタート。
北海道愛あふれるミニチュアで地元を懐かしみつつ、大好きな故郷に貢献したく活動しております。“リアルだけど可愛い”作品作りがモットーです。わたしと同じく北海道が大好きな方の心に響いたら嬉しいです!
X:@miniatureaosan
Instagram:@miniature.aosan_1625
minne(作品販売):@taichanmam16

編集:Sitakke編集部 ナベ子

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