市予算宮前区関連 「地域」に力点 課題対応費6千万円
川崎市議会は3月19日、8927億円となる2025年度一般会計当初予算案などを原案可決し、閉会した。宮前区関連では、地域課題対応事業費として6196万2000円が計上された。
主な事業として、「地域コミュニティ活性化事業費」(1290万円)では、区民による主体的な花壇の管理・整備の推進に向けた取り組みの支援を実施するほか、宮前区のご近所情報サイト「みやまえご近助さん」を運営し、さまざまな地域情報・市民活動が情報発信を行う。
「地域資源活用事業費」(982万円)では、和太鼓演奏や民族芸能を通じて、地域への関心や愛着・誇りを深め、個性豊かで魅力あるまちづくりにつなげることを目的としたイベントを開催する。また、区内のさまざまな魅力・情報の発信に向けて、市民活動団体等からの事業提案を募集し、協働による取り組みを実施する。
区企画課では「区民の参加と協働により、地域の抱える課題解決や地域の特性を生かした取り組みを実施していく」としている。
詳細は区ウェブサイトで閲覧可能。