【急な雨や落雷、突風に注意】あす13日からの北海道の週間天気予報/気象予報士執筆
北海道のあす13日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
きょう12日は今年一番の暑さ…あすは?
きょう12日(水)の道内には南から暖かい空気が流れ込み、日陰を選んで歩きたくなるような暑さになりました。各地で気温が上がりましたよ。
最高気温はきのうより3度ほど高く、札幌28.4度、北見28.8度など赤枠の地域で今年一番の暑さになりました。
最も高くなった富良野は30.4度で道内およそ3週間ぶりに真夏日になりました。
さて、初夏の北海道、イチゴ狩りのシーズンを迎えていますが、こちらはお天気農園です。
このハテナマーク、何かが育ってますよね?ただ、色んな意味で「甘くない」ものなんです。
左側の木は、雨の雫ちゃん。
北海道付近では雨雲が成長しているんです。
右側の木は、雷や突風を発生される積乱雲。あす13日(木)は急な雨や落雷、突風に注意が必要です。
あす13日(木)の天気と気温
あすの天気と気温です。
広く雨が降り、午後を中心に雷雨やひょうにも注意してください。
最高気温はきょうより低いですが、札幌は25度。帯広は28度で蒸し暑いでしょう。
あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
雲に覆われ、札幌や倶知安、千歳周辺などで昼頃はにわか雨があるでしょう。
札幌には今シーズン初めて食中毒警報が発令されています。食品の取り扱いにも気を付けて下さい。
道北・空知です。
昼頃にかけて雨が降り、富良野では雷を伴うでしょう。
気温はきょうより低めですが、湿度は高くなりそうです。
道東・オホーツク海側です。
気温が上がる帯広では、午後は雷雨のおそれがあります。
オホーツク海側では日中は各地で雨の降る時間があるでしょう。
こちらは、きょう12日(水)の旭岳のふもとの写真です。
日本一開花が遅い桜。チシマザクラが開花しました。
現地の方によると、例年より1週間前後早いそうです。
週末には見ごろになりそうで、土曜日には山開き、安全祈願祭が行われ、夏山シーズンが始まります。
13日(木)からの週間天気予報
週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
金曜日は広く日ざしが戻りますが、網走の最高気温は16度と、上着が必要です。
土曜日は晴れて再び気温が上がります。土日はしだいに風が強まるでしょう。
つづいて、太平洋側です。
金曜は、道南は晴れますが、道東は雲に覆われ、帯広の最高気温20度にとどまります。
土日は海岸部を中心に霧がかかりやすく、日曜の午後は道南で雨が降るでしょう。
では、あすの札幌です!
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
昼頃が半分雨で、半分曇りになっています。局地的な雨なので、札幌市内でも区によって天気が変わりそうです。
雨が降るまではムシムシしますが、夕方以降は北風に変わり、少し涼しくなりそうです。
※12日(水)午後5時時点の情報です。
最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「お天気コラム」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
編集:Sitakke編集部IKU