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ジム・キャリー引退撤回?本人に直接聞いた ─ 「現役と引退を行き来します」

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ハリウッドを代表するスターであり、日本でも長年にわたって数多くのファンを持つジム・キャリー。幅広い世代から尊敬を集める名優だが、出演前作『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』(2022)ではし、世界中を驚かせた。「僕はもう充分やった、満たされたから」というのが、その理由だった。

その後、『ソニック』シリーズ最新作『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』で続投したことから、引退宣言は事実上撤回された。そればかりかキャリーはこの最新作で、ドクター・ロボトニック役とその祖父役の一人二役を演じ、絶好調である。

引退撤回となった理由についてキャリーは、「いろいろ買い物をしたから、率直に言ってお金が必要だから」と、どこまで本気なのか掴みにくいをしていた。

果たして、引退に対する現在のキャリーの心境は?THE RIVERではこの疑問について、ジム・キャリー本人に直接尋ねることとなった。その様子は以下の動画でもご確認いただきたい。

キャリーは、映画『ソニック』シリーズと、ドクター・ロボトニック役に思い入れがあるといい、「温かい心があるし、僕にとってもワイルドになれる良い機会」と柔和な笑顔。「それに、ファンの皆さんが好きなんです。この映画にみなぎるエネルギーが好き。ファミリーなんです。このゲームで育った人たちもいる。ファンが大勢いて、率直に言って、それがやり続けるための大きな助けになりました」と、シリーズやゲームのファンへの感謝の言葉を重ねる。「皆さんに助けられました。そういうところが大好きなんです」。

引退については、考え方が変わったようだ。「短期間の引退というのもアリだと気付いたんです」とキャリー。「いいアイデアが浮かんだり、以前仕事したことがある大好きな人たちがいれば」仕事に戻るとの姿勢を述べ、「ジェフ・ファウラーやトビー・アッシャー、この映画を作った人たちみんな大好きです。素晴らしかった。セガも素晴らしいし、パラマウントも素晴らしい。素晴らしいグループなんです。そこに加わる人もどんどん増えていて、今ではキアヌ・リーブスやイドリス・エルバも加わった。すごいものに成長していっているんです。だから、その一部でありたい」とシリーズへの期待を続けるキャリー。現役復帰への牽引力となったのは、映画『ソニック』シリーズで彼を囲む素晴らしい環境だったようだ。

「僕はこれからも、現役と引退を行ったり来たり、何度も繰り返すことになると思います(笑)。素早く休み、力を蓄えることにしますよ!」と続けたキャリー。現時点で『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』の後には『イット・フォローズ』(2014)や『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018)で知られるデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督によるミステリー最新作『Evergreen Pines and the Fading Summer(原題)』が控えている。

現役と引退をバランスよく行き来しながら、いつまでも世界中のファンを楽しませてほしい。ジム・キャリー出演最新作『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』は2024年12月27日より日本公開だ。

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