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キャサリン皇太子妃、グリーンの装いでサンドリンガムの行進に参加

Techinsight

がんの化学療法を受け、困難な一年を過ごしたキャサリン皇太子妃。クリスマス当日にはサンドリンガムの行進に参加した(『The Prince and Princess of Wales Instagram「A very special Carol Service, coming soon.」』より)

ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、3人の子どもたちと共にクリスマス恒例のサンドリンガムの行進に参加した。皇太子妃はグリーンのコートと、それに合わせた帽子を着用し、次男ルイ王子と手を繋いで群衆の前に現れた。ある王室ファンは皇太子妃に花束を手渡すため、前日の夜から現地で待機していた。

【動画】クリスマス当日の礼拝後、群衆と交流する王室メンバー。キャサリン皇太子妃は花束を抱えていた

英王室では、毎年クリスマスに親族が英ノーフォーク州サンドリンガムの邸宅に集まり、一緒に祝うのが伝統行事となっている。

クリスマス当日の午前には、王室メンバーが邸宅近くのセント・メアリー・マグダレン教会の礼拝に出席するため、徒歩で向かう。

今年はチャールズ国王とキャサリン皇太子妃ががんの治療を受けるなど、王室メンバーにとって困難な一年となった。

皇太子妃は9月にがんの化学治療終了を報告し、その後は徐々に王室公務に復帰している。国王も公務をこなしているが、がんの治療は2025年まで続くと報じられた。

そしてクリスマスを迎えた現地時間25日、チャールズ国王とカミラ王妃が先頭となり、王室メンバーがサンドリンガムへ向かった。沿道には多くの群衆が集まり、王室メンバーの行進を温かく見守った。

キャサリン皇太子妃は、夫のウィリアム皇太子、長男ジョージ王子(11)、長女シャーロット王女(9)、次男ルイ王子(6)と共に、笑顔で群衆の前に現れた。

皇太子妃は「アレキサンダー・マックイーン」によるグリーンのロングコートを纏い、黒いロングブーツを着用。髪を下ろし、リボンが付いたグリーンの帽子をかぶり、グリーンとブルーのチェック柄のマフラーを巻いていた。

片手には黒いハンドバッグを持ち、もう一方の手でルイ王子の手を繋いでいた。ルイ王子はネクタイとスーツで正装し、黒いコートを羽織っていた。

その隣では、ウィリアム皇太子がジョージ王子とシャーロット王女の手を取り一緒に歩いた。皇太子とジョージ王子はネクタイを締め、スーツの上にコートを着用。シャーロット王女は格子柄のネイビーブルーのコートとタイツを合わせていた。

サンドリンガムの行進では、エディンバラ公エドワード王子と妻ソフィー妃が長女レディ・ルイーズ・ウィンザーと長男ウェセックス伯爵ジェームズと歩いた。さらに、アン王女と夫サー・ティモシー・ローレンス、妊娠中のベアトリス王女と夫エドアルド・マペッリ・モッツィ氏、同氏の連れ子クリストファー・ウルフくんを含む数十人が後に続いた。

クリスマス礼拝後、教会を出た王室メンバーは群衆と交流し、キャサリン皇太子妃が王室ファンから花束とカードを直接受け取る姿があった。

多くのファンは早くから集まり、群衆の一人であるジョン・ローグリーさんはキャサリン皇太子妃に花束を手渡すため、24日の午後7時頃からサンドリンガムで待機していた。

王室メンバーが行進を始める前、英メディア『Sky News』のインタビューに応じたジョンさんは、「キャサリンと家族にとって、平穏な年ではありませんでした」と述べ、さらにこう語った。

「そこで私たちは、彼らをサポートするためここに来ました。キャサリンに会って、この素敵な花束を手渡せることを願っています。」

画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「A very special Carol Service, coming soon.」』『Sky News X「The Royal Family are mingling among the huge crowds who have been gathered outside St Mary Magdalene Church in Sandringham.」「The Royal Family leave the Christmas service at St Mary Magdalene Church in Sandringham.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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