グルテンフリーなのに満足度◎栄養士が営む御影の『weekendsunrise bake & coffee』 神戸市
阪神御影駅から北東に徒歩3分。1月19日にオープンした『weekendsunrise bake & coffee(ウィークエンドサンライズ)』(神戸市東灘区)に立ち寄って、グルテンフリーのお菓子とコーヒーとともにほっと一息ついてきました。
店を切り盛りするのは、幼いころからお菓子作りが好きだったと語る竹内さん。栄養士の資格を持つ傍ら、自家焙煎のコーヒーが飲めるカフェで2年間修業を積み、自分の好きなことや強みを生かした“小さなお店”を開業されました。
平日は9時から19時、土・日曜は11時から20時まで営業。テイクアウトのみならず、店内には3~4人ほど立てるスタンディングスペースがあるため、淹れたてのコーヒーをその場で味わうこともできます。
同店の焼き菓子はすべて小麦を使っておらず(※完全アレルギー対応ではありません)、それでいて味の妥協は一切なし。“グルテンフリーだと物足りなさを感じるのでは?”と疑問に思っている人もびっくりするくらい、濃厚さや食べ応えを意識して完成させています。
まずは期間限定の「あんことクリームチーズのヴィクトリアケーキ」を実食。季節を表現しながら毎月生地や中身に変化をつけていて、3月は「柚子ジャムとヨーグルトクリームのヴィクトリアケーキ(緑茶生地)」が楽しめるのだとか。
生地には国産米粉や卵、きび砂糖を使って自然な甘みを演出。なかにはあんことクリームチーズがぎっしり入り、やさしい塩味が利いた軽やかなおいしさで、このサイズでもペロリと味わえます。
「バターを使っていないため、1個食べても罪悪感が薄まるところもポイントです♪」と竹内さん。
こちらの「ブラウニー」は、卵やバター不使用で、つなぎの役割に“豆腐”を投入。2月から登場した新商品だそうです。
ブラウニーならではの濃厚さは残しつつ、ココナッツオイルがふわっと香り甘さは控えめ。豆腐を使うことで生まれるもっちり食感や、爽やかな余韻が広がるところが“また食べたい”と思えるポイントです。
コーヒーは大阪・帝塚山に店を構える「Chevron Coffee Roasters(シェブロン)」のコーヒー豆を使用。カフェで提供されるコーヒー1杯分がだいたい150mlに対して、同店では1杯370mlほどとボリュームたっぷりです。
まるでチョコレートのような甘さに加えて、ほんのりとナッツの香りが広がる飲み心地。口の中に苦みが残らず後味スッキリで、普段ブラックで飲むのが苦手な人にも、ぜひそのまま飲んでほしいコーヒーだとか。
オーダーが通るごとに1杯ずつ丁寧にハンドドリップ。毎朝の気温や湿度を意識して豆の挽き方を調整し、常にベストな状態を保っているそうです。どんなスイーツとも相性抜群♪
焼き菓子は、マフィンやキャロットケーキ、チョコレートチャンククッキーなどが常時7~8種類ほど並び、土・日曜はキッシュやおかずマフィンも登場します。
コーヒーが苦手な人は、ジンジャー感強めの「紅茶」や、甘さ×酸味のバランスが絶妙な「レモネード」も自家製なのでぜひ試してみて。
店内は“オーストラリアのコーヒースタンド”を意識したスタイリッシュな雰囲気。住宅街にあるがゆえ、子ども連れの主婦、仕事終わりにサクッと立ち寄る会社員、ルーティンとして訪れる年配の方など客層はさまざま。
温かくなってくると店前にベンチも用意して、わんちゃんのお散歩途中にも立ち寄れるようにしたいとのことです。
場所
weekendsunrise bake & coffee
(神戸市東灘区住吉宮町6-11-10 1F東側)
営業時間
9:00~19:00、土・日曜11:00~20:00
定休日
火・水曜