ナガノ先生おすすめの一蘭「きくらげ替え玉」食べてみた “第二の麺”でスープが活きる!
「ちいかわ」作者のナガノさんが自身のXアカウントでおすすめする、豚骨ラーメンチェーン「一蘭」のユニークな食べ方が話題に。これは気になる……ということで、一蘭に行ってその味を確かめてきました。
【麺を食べ終えてスープだけになった丼に「第二の麺」としてきくらげを投入】
■ トッピングのきくらげを「第二の麺」としていただく
ナガノさんおすすめの食べ方は、トッピングのきくらげを少しだけ食べてとっておき、麺を食べたあとに残りをいれることで「第二の麺」として楽しむ、というもの。ナガノさんが自身のXに掲載した漫画では、アザラシちゃんが「マル秘一蘭情報あります」と、顔を紅潮させながら紹介しています。
同居する白ひげおじさんは当初こそ「コリコリするだけッ!!」と疑問視するものの、実際に一蘭へ出かけて試してみると「第二の麺か…」と納得の様子。
これは試さないわけにはいかないッ!
■ まずは普通にトッピングとして楽しむ
店内に入り、まずは券売機で「天然とんこつラーメン」(税込980円)を購入します。
トッピングのきくらげ(税込130円)、大食漢の記者は1皿だけでは心細かったので2皿注文しました。購入すると「買うてくれてうれしか~」、おなじみのアナウンスが響きます。
一蘭名物の「味集中カウンター」に座り、オーダーシートに記入。「基本が至高」とナガノさんは語っていましたが、欲張りな記者は「こい味、にんにく1片」とこってり寄りにしてみました。
着丼したところで、まずはトッピングのきくらげを少し加えて普通に食します。
コク豊かでいてまろやかな豚骨スープに、ほのかな甘みとモチモチした食感の麺。そこに乗っかるきくらげは、全体的にとろける食感の中にシャープなコリコリを添えて、いいアクセントになっています。
■ 「きくらげ替え玉」に挑戦! “第二の麺”を実感するには2皿がちょうどいい?
このままでは普通にラーメンを食べに来ただけで終わってしまうので、ここでナガノ先生おすすめの食べ方「きくらげ替え玉」を試してみようと思います。
麺を食べ終わり、スープだけが残った丼に、残しておいたきくらげを入れるだけ。ナガノ先生の言う通り「第二の麺」として、すするようにいただきます。はたしてお味は……。
なるほど! 大量に入ったきくらげは、コリコリとしつつもしっかりすすれて、まさに「第二の麺」といった趣。ナガノ先生はきくらげを1皿だけ入れていましたが、実際に「麺」的な食感を味わいたいのであれば、2皿くらいがちょうど良さそうです。
実際に食べてみて気づいたのですが、きくらげ単体でもスープとの相性が抜群。極端かもしれませんが、麺よりもさらにスープの味をビビッドに楽しめる気がしました。これも、軽くてリズミカルな食べ口を持つきくらげならではかもしれません。
ついついテンションが上がって頼んでしまう替え玉ですが、待っている間にお腹が膨れてしまい、いざ食べようとしたときに「うう、やっぱりもういいかも……」と後悔してしまった経験は、誰もが一度はあるはず。
お腹に負担をかけず、ユニークな食感を持ってふたたびラーメンの魅力と向き合える「きくらげ替え玉」。これで自分も“素人”の先へ……!
<参考>
ナガノさん Xアカウント(@ngntrtr)
(天谷窓大)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025051602.html