【葵区・ビル泊】街のど真ん中に泊まる ビルの空き部屋が華麗な転身
少し変わった宿泊がしてみたければ「ビル泊」という選択はどうでしょう。街中のビルの空き部屋がおしゃれなホテルの一室にリノベされ、一等地なのに手頃な値段で泊まれるんです。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも通る道でも一本裏へ入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットをめぐります。今回は暑い日が続くので、JR静岡駅前から中心街へ延びる商店街の「地下」へ。「静岡駅前地下街」を散歩します。
地下街にあるレセプションへ
地下街は、静岡駅の構内や駅前の降り口から行くことができます。
静岡駅から枝分かれしていて、一番長い紺屋町地下街は全長250m、大手デパートのデパ地下や飲食店が建ち並びます。
看板に引かれて「ビル泊 (パク)」と書かれた一角へ。でもビル泊とは一体なんなんでしょう。
ビル泊を運営するCSA不動産・渡辺孝太さん:
商店街を中心にビルの空き部屋が増えてきたので、静岡に来るお客様に宿泊施設として提供しています。各部屋テイストが違い、市街地に点在しています
街中のオアシス、ビル泊。
静岡市街地に点在するビルの空き部屋をリノベーションし、現在は7つのビルに12部屋をホテルとして展開しています。
地下街にあるのは「レセプション」、総合受付カウンターでした。
空き部屋だったと思えない洗練された客室
実際のお部屋を見せてもらいます。
JR静岡駅のすぐそば、紺屋町名店街に面するビルの4階にある2部屋を見学することになりました。
ザ シードハウス401
4階の「ザ シードハウス401」は3人まで宿泊できる部屋です。
扉を開けると感激することでしょう。「おしゃれな人の家」といった印象でした。
最上階なので明るくて見晴らしが良く、商店街がよく見えます。
ロフトまで付いていて、子供が遊ぶスペースにも使えそうです。
テレビがない、と思ったらプロジェクター仕様でした。大画面で映画を楽しめます。
その他ちょっとした調理ができるキッチンに、バスとトイレも別。
宿泊は3名1室の場合、素泊まりプランで1人1万944円からです。
コスモスビル402
もう一つ3軒隣の別のビルにある部屋を見せてもらいます。
コスモスビル402は、4人まで宿泊できます。
こちらもビルの4階ですが全くテイストが違い、大人旅にオススメのスタイリッシュな部屋でした。
宿泊する人がゴロンとしながら、ワイワイできる広い小上がりが特徴です。
窓の格子もシックで、やはりテレビはプロジェクター仕様。
あえて昔のビルの感じを残しているという402号室は、打ちっぱなしのコンクリートがおしゃれでした。
バスルームにある、建設時に書かれた壁の手書き文字もそのまま。
ちょっとしたベランダもあって、涼んだりお酒を飲むのに良さそうなスペースです。
4人1室利用の場合は、素泊まりで1人1万13円からです。
CSA不動産・渡辺孝太さん:
街中の空気を味わってもらいたいと思います。連泊の人、仕事で泊まる人、アジア系の海外からの旅行者もたくさん来てもらっています
ちなみに一番人気は401号室。広さ99平米で最大6人が宿泊でき、ペットの同伴もできます。
こんな家に住みたいなと思わせる、街中の異空間でした。
■施設名 ビル泊
■住所 静岡市葵区紺屋町1-5 協友ビル 地下1階(レセプション)
■営業時間 09:00~19:00(受付時間)
■問合せ 054-292-6800