第59回織田幹雄記念国際陸上競技大会で東広島の選手が優勝
第59回織田幹雄記念国際陸上競技大会(広島市、4月29日開催)で優勝した東広島の選手を紹介。
「スピードに乗れて優勝し気分は最高!」 県内小学男子4×100㍍リレーで東広島TFCが3連覇
陸上クラブの東広島TFC(花守慎太郎代表理事・総合コーチ)に所属する小学生が、県内小学男子4×100㍍リレーで優勝し3連覇に輝いた。
同大会には、22チームが出場。同クラブのリレーメンバーは、1走から田原健斗さん(八本松小5年)、古市陽大さん(龍王小5年)、河野奏人さん(郷田小6年)、中澤虹陽さん(川上小6年)の布陣で臨んだ。1走からトップを譲らず、2位の三原陸上に2秒78差をつける53秒95でゴールテープを切った。チームベストを更新し、大会記録まであと0秒52に迫るタイムだった。
4人は「緊張したが、スピードに乗れて優勝し気分は最高!」と、口をそろえ笑顔で振り返った。花守代表理事・総合コーチは「プレッシャーがあったと思うが、よく頑張った。7月の日清食品カップ県小学生陸上競技交流大会で優勝し、全国大会で頑張ってほしい」と目を細めエールを送った。 (山北)
県内中学女子4×100㍍リレーで優勝 西条中陸上部(女子)
西条中陸上部(女子)は、県内中学女子4×100㍍リレーに出場し、優勝を果たした。リレーの後半になるにつれ徐々に他チームを引き離し、1着でゴール。タイムは51秒14だった。
リレーメンバーは一走から新内陽菜さん、渡辺晴海さん、村川芽依さん、成光湖音さん。リレーの後半になるにつれ徐々に他チームを引き離し、1着でゴール。陸上部キャプテンの村川さんは「リレーメンバー4人と切磋琢磨し合い、努力してこの1位をつかむことができました。1位と分かった瞬間、すごくうれしくて、頑張って良かったと思いました。これからも共に高め合いながら一生懸命頑張っていきたいです。目指すは全国大会とジュニアオリンピック出場!」と意気込んでいる。
陸上部豊岡大輔監督は「チーム全員の努力と連携のおかげで優勝することができました。選手一人一人が自分の役割を全力で果たし、バトンパスの精度やスピードを高めるために日々努力してきました。チーム一丸となって挑んだ結果がこの勝利につながったと思います。今後も更なる向上を目指し、次の大会に向けて練習に励んでいきます」と話していた。(猪上)
GP種目女子1500㍍で優勝 ダイソー女子駅伝部 テレシア・ムッソーニさん
東広島市に本拠を置くダイソー女子駅伝部のテレシア・ムッソーニさんは、日本グランプリ種目(GP)の女子1500㍍で優勝した。
1500㍍には、国内の実業団選手が出場。ムッソーニさんは、序盤からレースの主導権を握り、2位の選手に7秒近くの差をつけ圧勝。金栗記念に続き、グランプリ種目を制した。
ムッソーニさんは、世羅高出身。ダイソー入りして5年目の選手で、スピードを生かしたダイナミックな走りが持ち味。U-20世界陸上で金メダルを獲得した実績を持つ。
今季は、トラックでは1500㍍に絞ってスピードを磨きながら、秋からの駅伝に備える。ムッソーニさんは「織田記念で勝てて良かった。トラックの勢いを駅伝にぶつけていきたい」と目を輝かせている。(日川)
プレスネット編集部