ジュビロ磐田のMF金子翔太、MF藤川虎太朗が契約満了…サポーターへ感謝のコメント
ジュビロ磐田は12月12日、MF金子翔太(29)とMF藤川虎太朗(26)と来季の契約を更新しないと発表した。
金子「3年半前、今でも鮮明に覚えている」
金子は2021年シーズン途中に清水エスパルスからジュビロ磐田に加入した。磐田ではリーグ戦で計83試合に出場。今季はリーグ14試合(先発7試合)の出場にとどまった。
金子はクラブを通して発表したコメントの中で「3年半前、1番にオファーをくださったジュビロ磐田。ライバルクラブからのオファーに、驚きと嬉しさと不安が入り混じった感情になったのを、今でも鮮明に覚えている」と当時を振り返り、「不安を解消してくれたのは選手やスタッフ、サポーターの皆さん。僕に関わる全ての方々だった」と感謝。
「今シーズンは出場時間も激減して、やるせない気持ちと期待に応えられない悔しさで、皆さんに悲しい思いをさせてしまった。J1へ戻るために尽力したい気持ちでいたが、クラブを去ることになり残念」と無念をにじませ、「僕はヤマハスタジアムでプレーするのが大好きで、皆さんの声援に心を動かされ、胸を熱くさせられた。ジュビロで経験したことを今後のキャリアにつなげ、その活躍を皆さんに届けていきたい」と誓った。
藤川「悔しいことの方が多かった」
藤川は2017年に東福岡高から加入し、熊本と北九州での期限付き移籍を挟んでリーグ戦80試合に出場。今季は14試合(先発2試合)に出場した。
藤川は「自分自身、結果がなかなか出ず悔しいことの方が多かったように思う」とこれまでを総括。サポーターやチーム関係者に感謝した上で、「ジュビロファミリーの皆さんと会えることを楽しみにして、頑張っていきたい。これからも藤川虎太朗を見ていてください」と結んだ。