【「豆のだし」で、メニュー拡がる! ようこそ、豆乳食堂へ】冷やし豆乳担々麺
大豆を絞ってつくられる豆乳は、いわば「豆のだし」。飲み物というイメージをいったん横に置き、だしとして活用してみたら、こんなにバラエティー豊かなレシピが生まれました。
お店の担々麺には中華風の練りごまが使われますが、みそと豆乳でサラリと冷たい汁麺に。もう少し涼しくなったら、麺を冷やさず、温めた豆乳スープをかけてどうぞ。
【レシピ】冷やし豆乳担々麺
1 Aを混ぜ合わせて豆乳スープをつくり、冷蔵庫で冷やす。にらは細かく刻む。
2 フライパンにごま油小さじ1・1/2、にんにく、しょうがを入れて中火で炒め、香りがたったら豆板醬を加えて炒める。さらに香りがたったらひき肉を加え、色が変わるまでよく炒める。Bを加えて炒め合わせ、火を止める。
3 鍋にたっぷりの湯を沸かし、中華麺を袋の表示どおりにゆでる。ざるに上げて流水でよく洗い、水けをしっかりときって器に盛る。
4 3に2をのせて1のスープを注ぎ、にらを散らす。好みですりごま、ラー油、黒酢をかける。
[1人分590kcal 調理時間20分]
【教えてくれた人】飛田和緒(ひだ・かずを)
料理研究家。豆乳は苦手だったけれど、「自家製の甘酒に混ぜてみたら思いのほかおいしくて」常備するように。「豆乳自体に深い味わいがあるので、料理に使うときは調味料を控えめにしても大丈夫。健康的ですよね」
撮影・木村 拓(東京料理写真)
スタイリング・大畑純子
取材&文・奈良結子
NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2024年9月号より抜粋