「ただ責めるだけ」になってない?やる気を出させる叱り方とは【好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術】
やる気を出させる叱り方 ①
×:やる気あるの?
︎:仕事が遅れているみたいだけど、何か困ってる?
言いかえPOINT
「やる気あるの?」「マジメにやってる?」などと言うのは、ただ相手を責めているだけ。仕事が進んでいないのであれば、「仕事が遅れているみたいだけど、何か困ってる?」のように、具体的な内容を示すと同時に、相手の気持ちに寄り添う形の “声がけ” が効果的。くれぐれも感情的にならないように気をつけましょう。
×:こんなこと言いたくないんだけど…
︎:気になっているから伝えておくね
言いかえPOINT
ネガティブな雰囲気で「こんなこと言いたくないんだけど…」と言われると、人によっては「よく聞けよ!」と脅されているような気分になったり、「言いにくいなら言わなくていいのに…」と拒絶反応が出たりするかもしれません。「気になっているから~」とポジティブに話せば、相手の警戒心も薄れるはずです。
×:なぜ言ってくれなかったの?
︎:迷ったときに言ってほしかった
言いかえPOINT
指摘をする際は、高圧的な物言いで相手を責め立てるのはNG! うっとうしいと感じた相手は逆ギレしてしまうかもしれません。指摘だけで終わらせずに、自分に相談してもらいたかった旨も伝えましょう。相手は、その細やかな心遣いに胸を打たれて、素直に指摘を受け止めようとするはずです。
【出典】『好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術』著:山口拓朗