世代、分野も超えて 四日市居場所交流会を開催
四日市市では、今年度「地域のつながり」強化事業を実施している。様々な課題を抱える人、分野を超えた地域のつながりで、誰一人取り残さない取り組みとして、NPO法人市民社会研究所(四日市市諏訪栄町)が受託し、「四日市居場所ネットワーク」を作り、困ったときに助け合うことができる地域づくりを目指している。
市内で活動する「居場所」の関係者の交流や理解を深め、広く知ってもらおうと、「四日市居場所交流会」が3月20日、午後1時から、同市安島の四日市市文化会館第4ホールで開かれた。主催は事業を受託している市民社会研究所で、会場では、「居場所づくり」に関わる学童保育所や市民団体によるステージパフォーマンス、ボードゲームやeスポーツ体験があった。
出入り自由のイベントで、開始とともに幅広い層の来場者で会場はにぎわった。世代や分野を超えた交流ができるボードゲームは、順番待ちの整理券配布場所に行列ができる人気ぶり。居場所紹介の展示スペースもあり、来場者は熱心に見ていた。
ステージには、海蔵学童保育所やシニアサークル「男の囲炉裏端」の会が登場し、会場を盛り上げた。午後3時からは、寺子屋サムライ道場による格闘技の披露があり、迫力あるパンチやキックに「すごい」などと歓声があがっていた。