市内の公立高校入試 全日制倍率1・17倍 県立新城は県内3番目
2025年度神奈川県公立高等学校の入学者選抜(一般募集共通選抜)の志願変更が2月7日に締め切られ、志願者数が確定した。市内の公立高校では、県立新城(中原区)の普通科が県内で3番目に競争率が高い一方で、6校8学科で募集人員に満たなかった。
志願変更後の7日時点の県内の全日制142校の平均競争率は1・17倍で、前年度の1・18倍より0・01ポイント低かった。3434人が志願を変更し、24人が志願を取り消した。
県内の全日制では県立横浜翠嵐普通科(横浜市神奈川区)の2・04倍が最も高く、県立新城普通科が1・84倍(前年度1・45倍)で3番目に高い。定時制では、県立川崎(川崎区)の単位制普通科が1・20倍(1・04倍)で2番目だった。
市内の公立高校で募集人員に届かなかったのは、県立川崎工科(中原区)の総合技術科が0・68倍(0・80倍)、県立大師(川崎区)の単位制普通科が0・76倍(0・88倍)など。26年度に県立田奈(横浜市青葉区)と統合される予定の県立麻生総合(麻生区)の単位制総合学科は、0・49倍(0・45倍)と募集人員の半分を割り込んだ。
学力検査は14日にあり、28日に合格者が発表される。