「衣類代」を節約するために意識したい“3つのコツ”「賢く節約できる」「服の買い方見直します」
家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。衣類代を減らしたいと思いながらも、気付くと衣類にかなりお金かけてしまい、支払いに追われていませんか。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、長持ちする服を選ぶコツをご紹介します。
(1)傷みやすい素材は避ける
「高級なものは素材が良いはずだから、どんな商品でも傷みにくく長持ちする」と考える人も多いのですが、どれだけ高級なものでもお手入れをしなければ毛玉ができてしまったり、もともと傷みやすい素材もありますよ。
なかには毛玉になりにくいなど、傷みにくい素材を使っている商品もありますが、他の素材に比べると傷みが早いと感じる素材も多いものです。
長持ちする服を選びたいなら、傷みすい素材の服はできるだけ避ける選択をするだけでも、衣類の買い替えサイクルをゆっくりにすることができますよ。
(2)自分で洗濯しやすい服を選ぶ
高級な服のなかには、自宅で洗濯できない商品があることも多いものです。着るたびにクリーニングに出したり手洗いしたりしなければならない服は、「定期的にクリーニングに出したり手洗いをしたりするのが面倒になった」などの理由から、次第に着なくなる人も多く見られます。せっかく購入したのにすぐに着なくなるなら、いくら長持ちしてももったいないですよね。
衣類を購入する際には、まず洗濯に強い素材かを確認して購入することをおすすめします。
洗濯に強い素材の服は、型崩れしにくい傾向もありますから、結果として服を長持ちさせることにもつながるはずですよ。
(3)流行にまどわされずに服を選ぶ
流行色の強い服は、買ったばかりの時は頻繁に着用しても、すぐに飽きてしまったり、流行が終わってしまうと着なくなってしまったりと、長く着用するには向いていないことも。
衣類代を大きく節約している人の中には、「洋服は制服」という人もいるほどですから、はやりすたりに影響されにくい、シンプルなデザインの服を選ぶようにすると、長く着用できる可能性が高まります。
流行を楽しみたい時には、安価なファストファッションを利用し、長持ちさせたい服にはシンプルなデザインのしっかりした素材のものを選ぶなど、用途によって購入する衣類を変えると、衣類代の節約にもつながります。
衣類代が気になるなら衣類の買い方を見直そう
衣類が好きな人はオシャレな人が多く、素晴らしいことでもある反面、衣類にお金をかけすぎて支払いに苦労をしてしまう人も。
どのような支出も、度を越えてしまうとただの浪費とも言えますから、使いすぎが気にならない範囲で楽しめるように心がけましょう。
あき/家計簿&家計管理アドバイザー