ルパン三世で大舞台へ!上越高校ダンス部3年連続 全国大会出場
上越高校ダンス部が、今月末に東京で行われる全国大会に3年連続で出場します。本番まであと3週間あまり。猛練習に励む様子を取材しました。
上越高校ダンス部は創部10年目。部員36人が「主体性」を大事にしながら週に5日、校内で練習に励んでいます。ダンス部は、先月8日に行われた全国高等学校ダンスドリル選手権の甲信越大会で審査の基準点をクリアし、3年連続で全国大会出場の切符を手にしました。
出場する部門は去年と同じ、ヒップホップ男女混成部門です。メンバー12人のうち、半数が去年の全国大会を経験しています。過去2回の全国大会では思うような結果が出せず、悔しい思いをしてきました。ことしは、去年以上に動きの揃ったダンスパフォーマンスで3位入賞を目指しています。
ダンス部 顧問 青山梨緒 教諭
「今年も(全国大会)」というプレッシャーが、生徒たちも私もあった。(今年も)全国大会出場が決まりホッとした」
写真提供:上越高校
全国大会に向けては、誰もが知っている曲で会場を沸かせようと、アニメのルパン三世のテーマ曲を選びました。
この曲は2分30秒と去年の選曲よりも長いほか、激しい動きのなか、全員が動きを合わせるシーンが多くあります。練習では体力をつけるために、繰り返し踊ってきたほか、動画で撮影し、振りが揃っているか、キレやダイナミックさがあるかなど、確認をして修正を重ねています。
ダンス部 小山梓亜 部長
「ルパン三世がテーマ。ルパンのように余裕のある格好いい表情とピタッと止まる動きを見せたい。去年よりきついが、一体感を出せるように頑張っている。3位以内に入りたい」
全国高等学校ダンスドリル選手権全国大会は、今月27日と28日、東京体育会で行われます。
上越高校ダンス部は、ここ数年の活躍もあって、地域からの出演依頼が絶えないそうです。大会後の8月から10月までに、地域のイベント20か所でダンスを披露することになっています。