野池でのブラックバス釣りで49cm頭に9匹と「春爆」を満喫!【滋賀・三重】
4月に入り、三重県・伊賀地方でも桜が満開。これくらいの気候になると平地の野池バスもスポーニングの季節となり、一年のうちで最も大きく重さがあるバスをキャッチできる可能性が高い。
春爆狙いの野池バス釣り釣行
「いつ行くの?今でしょ!」と自問自答する日が続き、4月10日に伊賀・甲賀地方の野池への釣行を決定。結果から申し上げると、午前9時すぎ~午後5時まで合計9匹をキャッチ。最大は49cmで、まさに春爆といえる内容だった。
いきなり49cmバス手中
スタートは滋賀県・甲賀地方の周囲1kmほどの野池で、水色は少し濁りあり。水面にさざ波が立つ程度の風が吹き、釣れそうな雰囲気だ。9時30分、シングルコロラド14gスピナーベイト、チャートリュース色を、2本のレイダウンが重なる上を通すと、レイダウンの下から食い上げてくる瞬間が丸見え。49cmをキャッチ。
48cm良型バスを手中
10時15分ごろ、水深50cmくらいを行き来する見えバスを発見。いったん気配を消し、サイコロラバーのセットに持ち替えて、ブラインドで狙うと1投目で食ってきたのは48cm。
再びシングルコロラド14gスピナーベイト、チャートリュースのセットを持ち、オーバーハングする木の下にキャスト。ボトムを擦るように巻き始めた途端、引ったくるようなバイトで上がってきたのは、40cmの元気なバスだった。
48cm良型バス追加
風が弱まってきてナチュラル系カラーの14gスピナーベイトに、シャッドテールワームをトレーラーにして遠浅シャロ―のボトムをはうように巻いてくると、ゴンッと重みのあるバイトで48cm。
この池で4匹をキャッチし、合計ウェイトは驚きの6612g。大満足で昼食タイムとした。次は伊賀地方の周囲約800mの池で、池の1/4が護岸の足場が良いフィールドだ。
その後もバス連発
無風ベタナギ状態でアピール弱めの釣りしか通用しない状況のため、7gのラバージグにギル系ワームをトレーラーにしてアシ際にキャスト。岸と平行に小さめのボトムバンピングで誘うと、コツンッというバイト。すかさずアワせて39cmをキャッチした。
さらに静けさを感じる水面となり、ULパワーのスピニングロッドにサイコロラバーをセット(フックは環付きマスバリ、シャンク部0.5gガン玉)に持ち替えた。偏光グラス越しにクルーズしてくるバスを発見したので、バスがポジションを取っていた少し先にキャスト。着底後、ラインを弾かない程度に弱めにシェイクすると、31cmが食ってきた。
重さも長さも狙える季節
次はいかにもいそうなアシ際のレイダウンにサイコロラバーを落とし、アクションさせた途端に食ってきたのは40cmだった。さらに岸際の大きな木のオーバーハングの最奥にサイコロラバーをスキップさせ、イトフケを取ると42cmがヒット。
最後はローライトなコンディションとなってきたので、スピナーベイトのセットに持ち替え岸と平行に巻くと、ショートバイトがあった。これはフッキングしなかったので、すかさずサイコロラバーを投入するとラインが走り41cmをキャッチ。
最後にスピナーベイトで釣りたかったが、急に冷たい風が吹き雷鳴が響きだしたので、納竿とした。今シーズンの私は幸先良くコンスタントにバスをキャッチしているが、ひとつ意識していることは、釣れそうな天気を読み良さげな日に釣行することだ。
<週刊つりニュース中部版APC・上野真司/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年5月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。