国登録の有形文化財・旧岡方倶楽部を活用!兵庫区で『神戸市歴史公文書館』の整備が進められています 神戸市
神戸市兵庫区で『神戸市歴史公文書館』の整備が進められています。施設として活用されるのは、国の有形文化財にも指定されている『旧岡方倶楽部』です。
『旧岡方倶楽部』は国内外との貿易で栄えた兵庫津にある倶楽部建築で、兵庫商人の社交場として昭和2年に建造されました。2018年には国の有形文化財にも指定された歴史的価値の高い建物です。
現在は工事中のため中の様子を見ることはできませんが、現場にはこんなものが。同じく兵庫区の近代化遺産として知られる「湊川隧道」「立ヶ畑堰堤(たちがはたえんてい)」と共に、VR映像を楽しめるそうです。
『神戸市歴史公文書館』はこれまで中央区にあった『神戸市文書館』が収集してきた、貴重な地域歴史資料や歴史公文書などを適切に保存し、市民をはじめとする多くの人にその資料を見てもらうことを目的として整備されているそう。
旧岡方倶楽部が改修されているほか、南側には地上5階建ての建物が増築されています。施設は年内には開館予定ということで、改修された旧岡方倶楽部がどんな風になっているのか、どんな資料を見られるのか楽しみですね♪
また施設の前には広い公園もあり、取材時にはアジサイが咲き誇っていました。たくさんの遊具があり、特に小さな子ども安心して遊べる配慮もされています。
さらにこの施設の近くには『イオンモール神戸南』や『県立兵庫津ミュージアム』などもあるため、周辺施設との行き来も可能!学びや遊び、ショッピングを同時に楽しめるエリアとなりそうです。
開館
2026年(予定)
場所
神戸市歴史公文書館(旧岡方倶楽部)
(神戸市兵庫区本町2丁目3-33 小物屋ビル)