神奈川消防署 神社で消火訓練 1月26日は文化財防火デー
神奈川消防署は1月27日、笠のぎ稲荷神社=東神奈川=で消防訓練を行った。
これは法隆寺金堂の壁画焼損を契機に1月26日に定められた「文化財防火デー」に合わせて行われたもの。26日前後の期間では全国的に文化財等を守るための防災訓練が実施される。市内でも92カ所で消火訓練や文化財の搬出等が行われた。
同神社では小野和伸宮司が初期消火を実施。続いて消防隊による放水が行われた。また、近隣の神奈川小学校3年生も参加。訓練見学後には、児童4人が消火器を使った放水に挑戦した。
小野宮司は「鎌倉時代から続く伝統を守りたい」と話し、「地域の安全を守ってくれる消防隊員さんに感謝しよう」と児童に呼びかけた。