【初夏の北海道、どこへ?!】早くも夏本番の暑さに あす11日からの週間天気予報/気象予報士執筆
あす6月11日(火)の天気予報と週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお届けします。
児玉予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
初夏の北海道どこへ!?
まずは、HBC「今日ドキッ!」でご紹介している、生活情報「児玉のコトダマー!!」
「今週 初夏の北海道どこへ!?」
初夏の北海道といえば、カラッとして過ごしやすい陽気のイメージですが、ナツさんが早くもやる気満々で、初夏を飛び越え、夏本番の暑さになります。
北海道くんも「暑い〜」とたくさん汗をかいてますが、その影響で湿度が上がり、ムシムシしそうです。
札幌を例に今後の予想気温を見ると、最高気温も最低気温も平年より高め。12日(水)は27度。その後も25度くらいです。
料理の前にはしっかり手を洗うなど、食品の取り扱いにも注意してください。
最低気温は17度くらいで、布団やパジャマを少し薄手にしもいいかもしれません。
あす11日(火)の天気と気温
湿度が高いということは、雨雲も発達しやすくなります。あす11日(火)もにわか雨に注意してください。
あすの天気と気温です。
雲が広がりやすく、内陸を中心に雷雨など天気急変のおそれがあります。
最低気温は今朝と同じくらい、最高気温はきょうと同じか、道東の内陸で5度以上高くなります。
あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
札幌や函館など日ざしが出て、札幌は25度まで気温が上がります。ただ山沿いではにわか雨に注意してください。
室蘭や苫小牧は霧がかかるでしょう。
道北・空知です。
変わりやすい天気で、日ざしが出ても富良野方面ではザっと通り雨があるでしょう。
夜9時以降は稚内方面で別の雨雲がかかり、雨が降ります。
道東・オホーツク海側です。
広く晴れ間が出ますが、太平洋側の海岸部では霧に、十勝やオホーツク海側では雷雨に注意が必要です。帯広や北見は夏日になるでしょう。
こちらは10日(月)午後5時30分頃の旭川の様子です。遠くのほうには局地的な強い雨を降らせている「雨柱」が見えます。
あす11日(火)もにわか雨に注意。今週は半袖が活躍する日が多くなりますよ。
週間予報
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
木曜にかけてところどころで雨が降りますが、気温は高めです。
札幌や旭川、北見は夏日で、ムシムシするでしょう。
稚内は木曜にかけてまとまった雨になるおそれがあります。
つづいて、太平洋側です。
日中は日差しが出ますが、朝晩は濃い霧に注意してください。
気温は平年より高く、帯広は水曜、木曜と最高気温28度まで上がるでしょう。
11日(火)の札幌
あすの札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
最高気温は25度であすも夏日の予想で、ムシムシしそうです。
暑さ対策と、にわか雨に備えて、日傘にも雨傘にもなる晴雨兼用傘があると安心です。
※10日(月)午後5時時点の情報です。
最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「お天気コラム」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
編集:Sitakke編集部IKU