戸塚区拠点・女子ラグビーチーム 県協会と協定書締結 指導者派遣など協力
戸塚区拠点の女子ラグビーチーム「YOKOHAMATKM」と、神奈川県ラグビーフットボール協会が7月29日、「女子ラグビーの普及・育成を進めるための協力協定」を締結した。
両者は、県内の女子ラグビーをはじめスポーツ全般の普及・育成に取り組むことなどに合意。さらに同協会運営の小中学生を対象とした女子ラグビースクールを、8月から「TKM神奈川プリンセス」と改称した。
これにより、TKM所属の現役選手を指導者として派遣したり、スクールの所属選手は同チームの公式戦を積極的に応援したりするなど、双方が協力し合う仕組みづくりも図られた。
「神奈川から普及・強化を」
また、7月22日から小中高校生を対象に指導し、積極的に選手育成に取り組む「YOKOHAMATKMアカデミー」も開校した。
同協会によると、現在県内の女子ラグビーの競技者人口は全体の約5%。同会の角田(つのだ)誠会長は「女子ラグビーの普及は地域の振興にもつながる。スポーツ界全体の目指すべきロールモデルになれば」と話した。TKMの横川秀男代表・総監督は「神奈川県から女子ラグビーの普及・強化を目指す」と意気込んだ。