103万円の壁、扶養控除の縮小……はるな愛「『働く』って、意欲とかの問題じゃなくなってる」
11月28日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、『特定扶養控除』要件の緩和にまつわる話題を取り上げた。
番組では東京新聞の記事を中心に紹介。
『特定扶養控除』において、扶養される学生らの年収要件を緩和して、現行の103万円以下から引き上げる方針が打ち出されるようだが――
はるな愛「うちは大学の近くで飲食店をやっていたんで、大学生にアルバイトをしてもらっていたんですけど、年収103万円の壁があったから、皆さん働かないんですよ。越えたら大変なことになるから。今回また働けるようになるんだろうけど……『働く』って、意欲とかの問題じゃなくなってる。それが人手不足にも繋がってる。賃金は上げなきゃあかんって言われてるから、中小企業も頑張って時給上げてるけど……」
一方で、児童手当を広げた代わりに、税の扶養控除を縮小する政府方針も出ている。
大竹まことは「制度がわかりにくい」という苦言も呈した。
大竹まこと「しかも、他にも色々な壁があるわけでしょ?」
砂山アナ「そうですね。106万円、130万円……」
大竹「これで手取りが上がることになるのかね?」
はるな「結局、全然違うことで調節しているのがなんだかなあと……」
大竹「俺本当に思うけど、『給料が上がっていくのに比例して、所得税も上がっていく』っていう、単純な方法って取れないものかね? 今はその税収がどこに入るのかさえも、こっちはよくわかってないわけでしょ? 復興税の中に防衛費を入れるとか。今までも所得税から復興特別税が引かれてたわけだよ。引かれたのは、復興税に使われるって聞いてたんだよ。それが『期間を倍に延ばして、防衛費も回す』って」
はるな「荒っぽい言い方をしたら、(使われ方が)真逆のようですよね。みんなの心が置いてきぼり……」