地下から「中央区役所」や「市役所」に行きやすくなってる。吹き抜けのエスカレーターが気持ちいい
「さんちか」などから「役所」や「旧居留地」などへアクセスしやすい新ルートができたので歩いてきました。神戸市中央区加納町6-5-1
新ルートとなる「連絡棟」への入口ができたのは、「さんちか」や「地下鉄海岸線 三宮・花時計前駅」とつながる南北の地下通路です。
「C3」という出口で、この通路の中ではあまりない「黒い」壁に間口も広いので見逃すことはない感じ。
自動ドアを入ると1人幅の「エスカレーター」が2つあり「右が上り」、「左が下り」、真ん中に「階段」という配置。
右手の奥へ行くと「エレベーター」もあります。
エスカレーターを上がっていくと、左手がガラス張りになっていて自然光が入っていい雰囲気です。
天井は兵庫県産材の「杉板」を使っていて、旅客船が行き交う「みなとまち神戸」を象徴する「船底」をイメージした形になってるそうです。
3階まで上がると、どんどん天井が近づいてくるので、海の底から水面に向けてあがってるような感覚になる人もいるかもしれませんね。できたばかりだからか、木の香りがしてました。
2階の西側からは「中央区役所の3階」へ渡り廊下で行くことができます。少しスロープになってますが、そんなに高低差は感じません。
渡り廊下は「窓」から景色をみることができ、海側には「東遊園地」の緑を見ることができます。
街を行き交う人を眺めながら、なんとなく「暑い中お疲れ様です」と思ってみたり…暑い季節、寒い季節に外に出ることなく移動できるのは助かりますね。
2階の東側からは「市役所」へも渡ることができます。市役所は「2階」へつながるので分かりやすいです。
特に役所に用がなくても「展望ロビー」もありますし、これをきっかけに行ってみるのもいいかもしれません。
もちろん建物の東西には「地上」への出口もあります。
館内は「守衛室」や「防災センター」「機械室」など「関係者以外は入れない」部屋ばかりで、市民は「連絡ロビー」としてだけ使う場所です。
ただの通過点ではありますが、ホテルやデパートのエスカレーターのような、素敵な場所に連れてってくれそうな雰囲気なので、たくさん利用されていくといいですね。