やばっ、これは圧巻...佐賀に巨大なゴジラ出現!?ダムアートが凄いんだが。
2024年11月25日現在、佐賀県の岩屋川内ダムに巨大なゴジラが出現中です。
ゴジラでっっっか!
佐賀県は、今年70周年を迎えるゴジラを「佐賀県かたち観光大使」に任命。ゴジラを右に90度回転させると、佐賀県とほぼ同じ"かたち"になるんだそう。
佐賀県とゴジラのひょんなご縁がコラボレーションにつながり、24年10月30日から「ゴジラ対(つい)サガ」を展開中。県内各地でゴジラ関連のイベントを実施しています。
今回はケルヒャーと共同で『ゴジラin 佐賀 ダムアートプロジェクトPowered by ケルヒャー』を発足。ケルヒャーの高圧洗浄機を用いて、今年50周年を迎えた嬉野市・岩屋川内ダムの汚れを洗浄する事で壮大なゴジラを描きました。
11月22日の完成を前に行われた15日のダムアート制作披露会の様子とともに紹介します。
当日はタレントの宇垣美里さんも登壇し、洗浄体験パフォーマンスが披露されるなど大盛り上がり。
ダムアートって緻密...
これまでにも世界中で数多くのダムアートを手掛けてきたケルヒャーですが、有名な映画のキャラクターを描いたのは今回がはじめてなんだそう。
それが日本で見られるのは、じつはとっても貴重です......!
ダムアート制作の工程はとても緻密。まず測量チームがダム壁面に正確にガイドとなるポイントをマーキングし、そのポイントをもとにデザインの縁取りを描きだす作業を行います。そして高圧洗浄機を使ったクリーニングでアートを慎重に描いていきます。
従来のダムアートでのマーキングのポイント数は大体500程度ですが、今回はなんと2400ポイント。
約4ヶ月の準備期間を費やし、入念な事前の打ち合わせに始まり、ケルヒャー本社の特別チームをドイツから招集し、総勢7名での洗浄工程を経て、11月22日に完成しました。
記者が現地を訪れたときは、まだ製作途中でゴジラの全貌は少ししか見えませんでしたが、それでもうっすら浮かび上がるゴジラの迫力に圧倒されました。
自然環境を活用した作品のため、ダムアートは自然条件によっても大きく変化します。ダムの周辺の壮大な景色が相まって、まるで本物のゴジラが出現したような錯覚に。
これは訪れる価値が大アリです......。今だけのゴジラ、ぜひ楽しんでみては。