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ビヨンセ、『ベイウォッチ』パメラ・アンダーソンに仮装 米大統領選当日に投票呼びかけ

Techinsight

新たなミュージックビデオで、パメラ・アンダーソンのアイコニックな姿に扮したビヨンセ(『Beyoncé Instagram「トウキョウ、TEXAS」』より)

米歌手ビヨンセが、新たなミュージックビデオを自身のSNSアカウントに投稿し、パメラ・アンダーソンのアイコニックな姿に扮する場面を披露した。ビヨンセは、パメラがTVドラマ『ベイウォッチ』や映画で演じたキャラクターになりきり、当時のポーズを再現した。動画の最後には「投票」のメッセージが表示されており、ビヨンセはこの日に行われた米大統領選挙への投票を呼びかけた。

パメラ・アンダーソンになりきったビヨンセ 新たなミュージックビデオの映像はこちら

ビヨンセが5日(以下、すべて現地時間)、今年3月にリリースしたアルバム『カウボーイ・カーター(Cowboy Carter)』の収録曲『Bodyguard』のミュージックビデオを自身のInstagramに投稿した。

動画は、1990年代の米TVドラマシリーズ『ベイウォッチ(Baywatch)』で人気を博した女優パメラ・アンダーソンに扮したもので、投稿にはビヨンセの愛称“ベイ(Bey)”をもじった「BEYWATCH」という文字が記されている。

パメラは『ベイウォッチ』で、ブロンドのロングヘアと赤いハイレグの水着姿が特徴的な“C.J.パーカー”役を演じた。メーキャップは細いアーチ型の眉毛とダークなアイメイクに、輪郭を強調した口紅が印象的だった。

動画が始まると、ビヨンセが当時のパメラを彷彿とさせるヘアメイクを施して、黒いレザードレスとニーハイブーツ姿で登場する。

このドレスは、パメラが主演した映画『バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記』(1996年米公開)で着た衣装をイメージしたものだ。パメラに扮したビヨンセは、オートバイにまたがったりタバコをふかす姿を見せるなどして、写真スタジオでポーズを決めている。

その間には、ビヨンセが大きなピンクの帽子をかぶり、白いコルセットと華やかなパンツをはいた姿が映し出される。この姿は、パメラが1999年の「MTV Video Music Awards」のレッドカーペットで着用した衣装の再現だ。

さらに、ビヨンセが赤いハイレグの水着を着て『ベイウォッチ』の“C.J.パーカー”に扮した場面が映し出される。ビヨンセは救命浮き輪を持って走るなど、ドラマのキャラクターになりきっている。

その後、黒いレザードレス姿のビヨンセが小道具のピストルを構えると、「VOTE(投票)」の文字がプリントされた垂れ幕が出る場面もある。

動画の最後には「ハッピー・ハロウィン」を、再度ビヨンセの愛称“ベイ”でもじった「ハッピー・ベイロウィン(Happy Beylloween)」のメッセージが表示される。

ハロウィンは10月31日だが、米大統領選投票日である5日に動画が公開されたため、ビヨンセは選挙への投票を呼びかけたとみられている。

ビヨンセは10月25日、米テキサス州ヒューストンで行われた民主党のカマラ・ハリス副大統領の集会に参加し、ハリス氏への支持を表明した。

ビヨンセのほかにも、テイラー・スウィフト、ジェニファー・ロペス、レディー・ガガ、ジョン・ボン・ジョヴィ、エミネム、ブルース・スプリングスティーンなど、さまざまな世代の大物歌手がハリス氏への支持を公に示していた。

画像は『Beyoncé Instagram「トウキョウ、TEXAS」「BEYLLOWEEN FIN.」「Time to sing a new song.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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