石原裕次郎×北原三枝の『俺は待ってるぜ』名場面のTシャツが WILDSIDE YOHJI YAMAMOTOで発売されるなど「日活アクション映画」が蘇る機運!
日活ドル箱コンビと言われた、石原裕次郎と北原三枝(石原まき子)による1957年公開の『俺は待ってるぜ』。脚本は兄・石原慎太郎で、本作と次回作『嵐を呼ぶ男』で裕次郎ブームを決定づけた。
本作は、戦前は松竹歌劇団の大スター、戦後は女性初のプロデューサーとして昭和芸能界に多大な貢献をした水の江滝子がプロデュースした作品のひとつである。その後の日活アクション映画に頻出する「波止場」「暗い過去を持つ主人公」「霧」「約束の人」といったテーマが本作にも散りばめられ、歌謡映画という側面だけではなく、1960年代を風靡した「日活アクション映画」の初期の作品としても興味深い。石原裕次郎×北原三枝のコンビに加え、二谷英明、小杉勇、植村謙二郎、波多野憲ら名優陣が脇を固める。後に『南極物語』でメガヒットの記録を打ち立てることになる藏原惟繕監督のデビュー作であり、本作での大胆なカメラアングルとカメラワークで注目を浴びた。
折から、主演の石原裕次郎と北原三枝の名シーンを切り取り、物語から感じられる孤独や哀愁をグラフィックとしてデザインに落とし込んだコラボレーションの3種のTシャツが、WILDSIDE YOHJI YAMAMOTOブランドにより2月12日(水)より発売されている。
◆問い合せ先:WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO 03-5463-1500
なお、『俺は待ってるぜ』のブルーレイは2025年10月に株式会社ハピネット・メディアマーケティングより発売される。また、水の江滝子がプロデュースした作品の中から『狂った果実』『霧笛が俺を呼んでいる』など29作品をセレクションした<企画:水の江滝子>ブルーレイ・DVDシリーズは、2025年4月より発売される。詳細は日活公式サイトで。日活公式サイト https://www.nikkatsu.com/