H ZETTRIO、心温まるクリスマスライブで2024年を締めくくり
人気ピアノジャズトリオ・H ZETTRIO(エイチ・ゼットリオ)が、昨夜「昭和女子大学 人見記念講堂」にて開催したクリスマスコンサート『H ZETTRIO Christmas Show 2024 ~Thank you Dynamics!~』を大盛況のうちに終えた。
平日にもかかわらず多くのファンが会場に駆けつけ、年齢制限なしの本公演では、小さなお子さまから大人まで幅広い世代が一体となって、心温まるステージを楽しんだ。
ステージ上には、2017年にリリースしたクリスマスアルバム『H ZETTRIOのChristmas Songs』をイメージした幕が飾られ、きらびやかな電飾の仕掛けやステージバック一面にメンバー3人がサンタクロースとなったアニメーション映像が映し出されるなど、視覚的にもクリスマス感あふれる演出が展開された。観客は3色のサイリウムを振りながら、バンドの軽快な演奏や迫力のある映像を交えたパフォーマンスに盛り上がりを見せた。
さらに12月1日にリリースした「Drummer is Dreamer」で72ヶ月連続配信を達成したことや、60作目でギネス世界記録(TM)の公式認定を受けた「Dynamics」を披露するなど、話題性も十分。
本編ラストでは「White Christmas」が演奏され、この曲に限り撮影OKという粋な計らいも見受けられた。SNS上には色とりどりのサイリウムが揺れる映像とともに、多くの観客が“最高のクリスマスになった”とコメントを寄せている。
H ZETTRIOは、今年最後のコンサートを締めくくった形となったが、大晦日深夜1時よりテレビ神奈川で『SPEED MUSIC ソクドノオンガク -5時間NONSTOP-』が放送される。YouTubeでも同時配信されるとのこと。
来年の活動としては、2月のブルーノート東京、3月の浜離宮朝日ホール、5月には恒例のこどもの日ライブ(恵比寿The Garden Hallでのシッティングライブと初のスタンディングライブの2days)など、多数の公演が控えている。さらに、今後も追加の発表が予定されているとのこと。
Photo by Yuta Ito