トム・クルーズにデミ・ムーア、映画界は90年代熟年俳優が大暴れ!
ラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時)5月7日の放送は、映画コメンテーターの有村昆氏が出演し、今、映画界は90年代の熟年俳優が大暴れしていることについて語った。なおパーソナリティの野村邦丸は休みのため、文化放送アナウンサーの甲斐彩加が担当した。
有村昆「今、ハリウッドは90年代のハリウッドスターのカムバック作品が非常に多いです。例えば、86年の“トップガン”のヒットから第一線で活躍されているトム・クルーズさん。“ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング”がまもなく公開されます。今、来日していますよね。朝6時に起きて、ホテルのジムで走っているみたいです。62歳ですよ」
甲斐彩加「すごいですよね」
有村「彼以外にも、映画“ゴースト”でろくろを回していたデミ・ムーアさん。あの清純派女優が62歳なんですけど、最新作の“サブスタンス”という作品では、何と鍛え上げられたバキバキの体で怪物役を演じている。体張ってます」
甲斐「他にもいらっしゃるんですか?」
有村「90年代、ラブコメの帝王と言われたヒュー・グラントさん。“ノッティングヒルの恋人”や“ブリジット・ジョーンズの日記”に出ていた方です。現在公開されている映画“異端者の家”では、監禁オヤジを演じている。女の子二人を監禁するホラーの主人公です」
甲斐「演技はいかがですか?」
有村「はまってますね。目の奥が笑ってないですよ。さわやかなイケメンな役ばっかりやってきたのに、ハリウッドでも一巡二巡すると色々な役に転身していく。出世魚みたいですね。さらに、レネー・ゼルウィガーさん(55歳)は、“ブリジット・ジョーンズの日記”の第4弾で主演してます。50代のシングルマザーが20代の男子とマッチングアプリで出会って、はっちゃける。今の映画界は、彼ら彼女らが大暴れしてますね」