【土日の雪かき情報】北海道の週間天気予報 2024年12月13日更新
北海道のあす14日(土)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
ポイント解説
今夜からあす早朝に「ふたご座流星群」
毎年この時期は、ふたご座流星群が見られる時期で、今夜からあす早朝がピークです。道内は曇るところが多いですが、道東を中心に見られそうです。暖かくして空を眺めて下さい。
大雪の”峠”は超えましたが今後も降ります
大雪の峠は越えましたが、積雪が多いところでまだ降り続きます。
こちらの図は、あす朝6時までの12時間で降る雪の量です。
幌加内町朱鞠内や岩見沢、倶知安周辺で10センチ前後とあす朝も少し雪かきが必要です。札幌は3センチ前後でうっすら積もる程度でしょう。
12月14日(土)の北海道の天気と気温
では、あすの天気と気温です。
日中も日本海側で雪が降りますが、降り方は弱く、冬としては割合穏やかです。ただ、朝は旭川でこの冬最低の‐10度など、道北でも冷えるでしょう。最高気温は札幌で‐1度など広く真冬日です。
では、あすの時間ごとの天気。道央・道南からです。朝晩は道央や江差で雪が降りますが、量は少ないでしょう。
札幌も朝にかけてちらつく程度です。千歳は晴れますが、朝は‐10度と冷えるでしょう。
道北・空知です。
朝晩は上川北部や岩見沢周辺で雪の強まりますが、日中は割合穏やかでしょう。朝は名寄で‐15度など冷え込みます。日中も真冬並みの寒さでしょう。
道東・オホーツク海側です。
道東を中心に晴れますが、道東方面でも朝は‐10度前後まで気温が下がります。夜は枝幸で弱い雪の降る時間があるでしょう。
14日(土)15日(日)の雪かきの見通し
土日の雪かきの見通しですね。あす土曜日の日中は「ひと休み」。
日本海側でも雪かきは「ひと休み」できそうです。ただ、日曜日はまた雪が強まります。道北や空知、後志では大変になって、何度か必要になりそうです。札幌や道南方面でも少し必要になりそうです。積雪が多くなっているところでは、周囲の安全を確保して雪かきや除雪作業を行いましょう。
12月14日(土)からの北海道の週間天気
では、週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
16日(月)は冬型の気圧配置が強まります。15日(日)から16日(月)にかけて道北を中心に積雪が増えそうです。その後も上空の寒気が居座るため、真冬の寒さと日本海側を中心に雪の日が続くでしょう。
つづいて、太平洋側です。
15日(日)は午後を中心に雪が降ります。道南では軽い雪かきが必要で、道東でもうっすら積もるおそれがあります。路面凍結に注意して下さい。来週も寒く、空気の乾燥が続くでしょう。
14日(土)15日(日)16日(月)の札幌の日中の天気
では、3日間の札幌です! 14日(土)15日(日)16日(月)の天気をもんすけでお伝えします!
この先も真冬の装いが必要です。最高気温でも0度以下で、真冬の寒さが続きます。路面は圧雪アイスバーン状態となるためスリップ事故に注意して下さい。15日(日)は、軽い雪かきが必要になりそうです。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※13日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部ナベ子