第57回全日本大学駅伝 青山学院大学・原晋監督 レース後インタビュー
━━レースを振り返って、3位という結果についてはいかがでしょうか
「金銀銅の3位ですから、100点満点の満足はしてませんけども、優良可の『可』60点くらいはあげることはできるかなと思います」
━━序盤出遅れもあった中で、後半6区7区と連続で区間賞を獲得
「改めて地力はあるチームだなと感じました。ただ、期待していた2、3、4年生がもう10秒速く走ることができれば、また違った展開ができたと思うのでそこが課題ですね」
━━やはり学生スポーツだからこそ4年生の期待は大きいものでしょうか
「大学スポーツでは上級生ですから、本来力があるべき姿が4年生だと思っているのであと1戦、箱根駅伝に向けてチームワークよく頑張っていきたいと思います」
━━(箱根駅伝に向けて)残り2ヶ月でチームワークを向上させるためには何が必要になるでしょうか
「特別なことはしません。箱根駅伝では11年で8度総合優勝していますので、そのルーティーンを粛々とやっていきたいです。ただ、チャレンジ精神だけは忘れずに、前を向いて頑張っていきたいと思います」
━━今後箱根駅伝に向けて選手たちに求めることはどのようなものでしょうか
「自らを律する『自律』がうちのモットーですので、監督に就任して今年で22年になりますけど、それらはできていると思っています。ただ、それが形になるかは別ですので、学生が一生懸命4年間取り組んでいる箱根駅伝の舞台で、それを今後もサポートしていきたいと思います」
━━黒田(朝日、4年)選手の7区区間新記録についてはいかがでしょうか
「さすがですね。4年間かけて歴代の中でもナンバーワンの選手に成長したこと、指導者としても嬉しく思います。これからはマラソンで日本代表を目指して頑張ってもらいたいと思っています」
━━繰り返しになりますが、最後、箱根駅伝はいかがでしょうか
「箱根は勝ちます。必ず勝ちます」