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BugLug、結成15周年ライブでバンドの最新形を示す&全国ツアー開催を発表

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BugLugが結成15周年を記念したワンマンライブ『BugLug 15th ANNIVERSARY ONEMAN LIVE「ASOVIVA~真夏の太陽と冴わたる月の詩~」』を8月9日(土)に日比谷野外大音楽堂で開催した。当日の模様をオフィシャルレポートでお届けする。

BugLug 15th ANNIVERSARY ONEMAN LIVE「ASOVIVA~真夏の太陽と冴わたる月の詩~」が8月9日(土)に日比谷野外大音楽堂で開催された。

その名の通り2010年始動のBugLugの結成15周年を祝うライブは、8月9日=バグの日に開催され、これまでの道のりを体感させるだけでなく、バンドの最新形を示すものとなった。
そして終演後にはニューミニアルバム「なまいろ。」が12月10日にリリースされることが発表された。「なまいろ。」は「七色」と「生(なま)」を掛け合わせた造語で、今日までに世に放たれた“四色”の先にある新たな彩りを予感させる。

「なまいろ。」は多様な感情・人格・表情が、“むき出し”のまま存在している状態を示す楽曲群で構成されるとのこと。そして、そこに存在するそれぞれの色は、綺麗に整えられたものではなく、生きたまま、未加工のままの姿であることが強調されるそうだ。

元来、楽曲の持つ多面性がアイデンティティでもあるBugLugにとってどういった性質の作品になるのか楽しみに待ちたい。

そして「なまいろ。」のリリースに先駆けて11月からは14公演に渡る全国ツアーがスタートする。そのファイナル公演『BugLug ONEMAN TOUR 2025 「なまいろ。-Color Identity-」FINAL 『人格-アパートメント-』』の会場は2026年1月9日(金) Spotify O-EAST。

『人格-アパートメント-』について尋ねたところ、人間の中にある、さまざまな感情や心の動きを、ひと部屋ずつに分けて表現したアパートだと一聖は語ってくれた。

それぞれの部屋には違う「自分」がいて、感情ごとに顔を変える。そして、そのアパートの管理人は、他でも無い自分自身だと。

人間生活において誰しもが持ついくつもの表情をさらけ出す場所が『人格-アパートメント-』だとしたら、何部屋あるのか?同居人はいるのか?誰も居ない部屋は?…なんて邪推をついつい始めてしまいそうになるが、今は想像を膨らませてツアーの開幕と「なまいろ。」のリリースを心待ちにしたい。

文=山内 秀一
ライブ写真=Megumi Iritani

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