四日市・保々ジュニヤーズの杉浦颯真さん 侍ジャパンU-12に選出 市長らに意気込み話す
野球の「第11回BFA U-12アジア野球選手権」(11月23日~29、愛媛県松山市、今治市)の日本代表チームの選手に、四日市市の「保々ジュニヤーズ」に所属する杉浦颯真さん(保々小6年)がトライアウトを経て選ばれた。「侍ジャパン」として海外勢との戦いに挑む杉浦さんは11月2日から2泊3日の代表合宿に参加、12日には、保々ジュニヤーズの持舘達也監督、父・伸俊さんと四日市市役所を訪れ、森智広市長と四日市市議会の伊藤嗣也副議長に大会への意気込みを話した。
【日本代表のユニフォームを着た杉浦さん】
ポジションはキャッチャーで、保々ジュニヤーズでは、1番バッターとして、打率は5割、出塁率は6割近いという成績を残した。塁に出れば、50メートル7秒1の足を生かして盗塁も決めるなど、走攻守が揃っている。
「侍ジャパン」では背番号「2」を背負う杉浦さん。代表合宿では、他の選手と練習し、「皆、本当にすごくて。めちゃくちゃ上手かったです」と驚きを隠せない様子。キャッチャーとして代表チームの投手の球も受け、「見たことない速い球でした」と話す。
「JAPAN」の文字、日の丸が入ったユニフォームを着て、「やっぱりかっこいい、重みがある」と思いを話す。合宿の様子などを聞いた森市長は「侍ジャパンに選ばれたこと、すごいですね。周囲の期待も大きいと思う。同年代のトップレベルの選手とプレーすることは刺激になるのでは」などと声をかけた。
今月は「プレミア12」も開催され、野球の日本代表「侍ジャパン」トップチームへの注目もより高まる。その中で、アジアの頂点を目指す12歳以下の「侍ジャパン」は、8年ぶりの日本の優勝を目指す。
保々ジュニヤーズではキャプテンとして積極的に声を出し、チームを盛り上げた。「勝利に貢献できるようにプレーだけではなく、声を出してチームを盛り上げて優勝したい」と闘志を燃やしていた。
【森市長らと記念撮影、保々ジュニヤーズの持舘監督(中央)と父・伸俊さん(右から2番目)】