自家製ラー油が決め手!元町・南京町『劉家荘』の夏限定「冷やし担々麺」で旨辛体験 神戸市
元町・南京町の近くで長年愛される中華の名店『劉家荘(りゅうかそう)』(神戸市中央区)。今年も夏季限定「冷やし担々麺」の提供がスタートしたと聞き、さっそく駆けつけてきました。8月末頃まで食べることができます。
ランチタイムは通常11時30分から14時までですが、8月31日までの土・日曜、祝日は14時30分まで延長されています。13時を過ぎると比較的空いていることが多いため、時間に余裕がある人は遅めの訪問がおすすめとのこと。
看板メニューの「焼鶏定食」や「ラーメンセット」を差し置き、この時期は“冷たい麺”を注文するお客さんがほとんどなのだとか。単品はもちろん、「ミニチャーハン」が付いたお得なセットも用意されています。
こちらが夏季限定の「冷やし担々麺」。目の前に運ばれてきた瞬間、まず目に入るのは、正面にちょこんと鎮座する大きな海老。食べる前に全体をよくかき混ぜると、ごまだれのこうばしい香りがふわりと広がります。
麺にはラーメンと同じ細麺を使用。冷水でキュッと締められていて、のど越しは爽快です。特製タレやミンチ、シャキシャキ野菜ともよく絡み、濃厚ながらも重たさはなく、最後までさっぱりと楽しめます。
麺の量は通常100グラム。プラス100円で、1.5倍の大盛りに変更可能です。
味の決め手は自家製ラー油。タマネギやニンニク、ショウガ、パクチー根など、7種の野菜をじっくり油で炒め、カラカラになるまで旨みを凝縮。そこに八角をはじめとする数種類のスパイスと唐辛子を加え、奥行きのある風味に仕上げています。
ラー油は、まろやかなごまだれと合わせることで、角のないやさしい味わいに。ピリッとした刺激は控えめで、じんわりと広がる奥ゆかしい辛みが、全体の味をうまくまとめています。
甜麺醤(テンメンジャン)で炒めたミンチはほんのり甘く、ごろっとした食感がいいアクセントに♪
新メニューも随時登場し、直近では6月に「ドラゴンハイボール」が仲間入り。紹興酒を炭酸で割った、夏にぴったりの一杯で、“普段紹興酒に馴染みのない若い世代にも気軽に試してもらえたら”との思いから提供が始まったそうです。
1階にカウンター4席、2階に18席、3階に12席あり、シーンに合わせて利用可能。「焼鶏」や「お弁当」のテイクアウトも行っており、すぐに受け取りたいときは事前の電話予約がおすすめです。
まだまだ暑さが続くこの時期。身体の中からシャキッと元気になれる「冷やし担々麺」で、午後からのパワーチャージも完了です!
場所
劉家荘(りゅうかそう)
(神戸市中央区元町通1-4-8 カナエビル1F)
営業時間
11:30 ~L.O.14:00、17:00~L.O.20:00
※8月31日(日)までの土・日曜、祝日はランチタイムが11:30~14:45(L.O.14:30)に変更
定休日
水曜日、ほか臨時休業あり