競技かるたクイーン 矢島さんが市長を表敬 快挙祝い市内に横断幕
小倉百人一首競技かるた第69期クイーン位を獲得した矢島聖蘭さんが2月10日、阿部裕行市長を表敬訪問した。クイーン位のカップ(第1期からの持ち回り)や69期クイーンのカップなどを持参し、市長にクイーン位獲得を報告した。
矢島さんは「不安だらけだったが、負けても挑戦者だという気持ちで挑めたのが勝ちにつながった」と話し、今後については5期クイーンを務めるとなれる「永世クイーン」を目標にしているという。阿部市長はカップを手に「重量が重い。歴史と伝統の重みを感じる」とコメントした。
市内在住の矢島さんは、私立緑ケ丘幼稚園、多摩第二小、和田中の出身で関東第一高校(江戸川区)に進学。高校生としては17年ぶりにクイーンになった。矢島さんは「かるたを普及させるためにも、かるたをする子どもたちが身近に感じられるクイーンになりたい」と展望を語った。
現在、聖蹟桜ヶ丘駅前に横断幕が掲示されており、3月13日(木)からは多摩センター大通りに掲示される予定(31日まで)。