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『脱走癖がある猫』に見られる4つの特徴 愛猫が当てはまるなら、やっておくべき脱走防止策も

ねこちゃんホンポ

1.元野良猫

野良として生活していた経験のある猫は、外の世界に慣れている分、室内に居続けることへのストレスを感じやすい傾向があります。加えて元野良猫は好奇心や警戒心が強く、外に出る術を探して家の隙間やドアの開閉時を狙うことも少なくありません。

これは、かつて自由に動き回っていた経験から「外に出たい」という欲求が自然と強くなりやすいことが理由として挙げられます。そのため、元野良猫だった保護猫をお迎えしたときは、脱走しないよう対策を講じておくことが求められます。

2.去勢・避妊手術を受けていない猫

繁殖期を迎えた去勢・避妊手術を受けていない猫は、本能的に異性を求めて外に出ようとする行動が見られます。特に発情中は落ち着きがなくなり、窓や玄関を執拗にカリカリと引っかいたり、鳴き声をあげたりすることも少なくありません。

去勢・避妊手術を猫に施すことは脱走対策としても重要です。

3.外猫と関わる機会が多い猫

窓越しや庭先などで外猫と接触する機会が多い場合、縄張り意識や好奇心が刺激され、外に出たい気持ちが高まりやすくなる可能性があります。

他の猫の気配を感じ取ると、近づこうとする本能が働き、脱走を試みるケースも。こうした刺激を減らす工夫も、猫の脱走防止には欠かせません。

4.同居しているペットや家族との仲が悪い

同居する他の猫や犬、あるいは人間との関係にストレスを感じている猫も、家の外に逃げ場を求めることがあります。家庭内で落ち着ける場所がない、安心できないと感じていると、外に出ることでその不安を解消しようとします。

このように脱走は逃避の手段になっている場合もあるため、猫の脱走対策のために環境や人間関係を見直すことも重要です。

やっておくべき脱走防止策

猫の脱走を防ぐには、日頃からの対策が重要です。まず、玄関や窓には脱走防止用の柵やロック、網戸ストッパーなどを設置し、猫がすり抜けられる隙間を物理的に塞ぎましょう。

また、扉の開閉時には猫の位置を確認する習慣をつけ、来客時など不意の脱走リスクにも備えておくことが大切です。

さらに、万が一脱走してしまった場合に備えて、迷子札付きの首輪やマイクロチップの装着もおすすめです。これにより、発見・保護された際の身元確認がスムーズになります。

まとめ

脱走癖のある猫には、元野良であったり、去勢・避妊手術をしていなかったりと、いくつか特徴があります。

大切なのは、そうした背景を理解したうえで、脱走を未然に防ぐための対策を日常的に行うことです。今回の記事を参考に愛猫の安全を守るためにも、家の中が一番安心できる場所だと感じてもらえる環境づくりを心がけましょう。

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