おめでたいはずの日、その裏側では……「七五三事件簿」
●【11月15日は七五三】子どもの成長を祝う行事のひとつ
3才、5才、7才と、子どもの成長を祝う行事である「七五三」。もともと江戸時代に武家の風習であったものが、明治時代以降に庶民に広まったものと言われています。お祝いの内容は地方によって異なるものの、一般的に3才は「髪置の儀」(=それまで丸坊主だったのが、髪を伸ばすように)。5才は「袴着の儀」(=男の子が袴を着用し始める)。7才は「帯解の儀」(=女の子が大人と同じ幅の広い帯を締めるようになる)という儀式が行われていたそうです。
義実家、臨月、天候……「七五三」にはさまざまなトラブルが!!
子どもの成長を家族で祝うめでたい行事である「七五三」ですが、滞りなく行いたいというママの想いとは裏腹にさまざまな問題が発生するもの。
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「今年七五三の娘(3才2ヶ月)がいます。義母(同じ市内、車で30分)と一緒に私の家の近所のこじんまりとした神社でご祈祷に行こうと考えておりましたが、義母がそっちには1人で運転して行けないと。結局、夫が勝手に義母に相談し、『義実家近くの神社でやればいいじゃない』と話をまとめてきました。なんで娘の七五三なのに義母中心に考えないといけないのか。せっかくの楽しみな行事がなんだかイライラする行事に変わってしまいました」
子ども関係の行事にはつきものな、義実家とのトラブル。
子ども本人についての心配も。
「前撮り予定で、当日の着物レンタルの予約をしたのですが、まあ、興味がない、嫌がる…。
・『どれがいいの?』→『いやー!いらない!』
・『これかわいいよ?うさぎさんとお花がついてるよ』→『いらない!』逃げる
・親が着物を選んであててみる→逃げ回る
という感じでした。
他の子は『これがいいー』とか言ってるのに…、かなり不安になりました」
「七五三と次の子出産問題」もきょうだいの年の差を考えると多発しがち。
「娘がこの夏3才に。私が第二子妊娠中で、5月に実家に里帰り、7月上旬出産予定、お盆前後に自宅に戻る予定。そして夫がおそらく10月1日付で転勤があり、夫は1週間後には新任地へ、私たち家族は10月末に引越し予定。娘の七五三の写真撮影とお参りについて悩みました!」
神社でのお参り・御祈祷を考えると、晴れが望ましいですが、予定通りにいかないことも……。
「私の7才の時が大雨でした!着物レンタルした都合上、うちの親は強行。車を神社の一番上の駐車場(階段なし)にとめました。私はレインコート着て、父親が抱きかかえて、母が傘を2本持ち、急いで神社行きました。とりあえず、レインコート脱いで、写真撮影して、またレインコート着て、父親が抱きかかえて車へ戻り終了。写真撮影は、私だけ屋根の下。父親がカメラを向けて、母が後ろから傘を父親にかぶせてた気がします」
どのトラブルも当日までには無事解決したことを祈るばかりです!
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。