スタバで認知症カフェ
イオンモール座間1階のスターバックスコーヒーを会場にした「ざまりんカフェ」が1周年を迎えた。認知症の当事者や家族、専門家がスタイリッシュな空間で語り合い、広いモール内で交流が深められるのが人気だ。
7月に開かれた13回目では参加者がコーヒーをはさんで語り合い「成年後見制度」について質疑応答の時間をもった。相模が丘の女性(81)は「親を介護した経験があり、自分の事も心配なので情報交換に来ている。難しい制度がよく分かった」と話した。これまで管理栄養士や補聴器の専門家などの講話も交えながら開催してきた。
1年前にカフェを立ち上げたのは、相武台と相模が丘、ひばりが丘の地域包括支援センターの職員。集まりやすい会場としてイオンモールに着目し、地域との連携を重視するスターバックスコーヒージャパン(株)に相談して実現した。町田市の店舗でも社会福祉法人などが同様のカフェを開いている。
座間の店舗スタッフ・藤本幸恵さんは「会社全体が地域のコミュニティを大切にしている。必要とされている場なので広まってほしい」と話す。
次回は8月13日、午前10時開催。(問)相武台地域包括支援センター【電話】046・258・2030