『スター・ウォーズ』反乱軍ゴールド・リーダー役アンガス・マッキネスが逝去
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)で、反乱同盟軍ゴールド・リーダー役を演じた俳優のアンガス・マッキネスが2024年12月23日、亡くなった。77歳だった。マッキネスの家族がソーシャル・メディアにて明らかにした。
マッキネスはゴールド・リーダー/ジョン・“ダッチ”・ヴァンダー役を演じ、『スター・ウォーズ』に戦争映画としての側面を加えることに大きな貢献を果たした。ゴールド・リーダーはヤヴィンの戦いでYウイングに乗り込み、デス・スターのトレンチに飛び込んだ。網目のような砲撃をかわしながらターゲットへ接近したが、ダース・ベイダー機に背後を取られ、無情にも撃墜される。
このヤヴィンの戦い直前期を描いた2016年公開の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、『新たなる希望』時のマッキネスによるアーカイブ映像が使用された。このカットは、最新の『スター・ウォーズ』スピンオフとクラシック作品を繋ぐ、物語にささやかながら真実性をもたらす重要な役割を担った。なお、ゴールド・リーダーの意志は『エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)で、ランド・カルリジアンに受け継がれている。カルリジアンなミレニアム・ファルコン号に乗り込んでゴールド・リーダーを名乗り、帝国軍要塞 第2デス・スターの反応路に侵入して撃破するという不可能任務を成し遂げた。
アンガス・マッキネスの公式Facebookページは、生前の写真とともに、次のように訃報を伝えた。
「世界中のアンガス・ファンの皆様へ、辛いお知らせがございます:
最愛の夫であり、父親であり、祖父であり、兄であり、叔父であり、友人であり、そして俳優であったアンガス・マッキネスが2024年12月23日、逝去しました。彼は家族や愛する人々に囲まれ、安らかに逝きました。
アンガスのキャリアは数十年に及び、『スター・ウォーズ/新たなる希望』(ゴールド・リーダー、ジョン・“ダッチ”・ヴァンダー役)、『刑事ジョン・ブック 目撃者』、『ジャッジ・ドレッド』、『キャプテン・フィリップス』などで忘れがたい役を演じてきました。彼は、作品が数えきれないほどの人々の人生に触れ、世界中の観客の共感を呼び続ける物語の一部となったことに大きな誇りを抱いていました。
アンガスにとって、スター・ウォーズのファンは特別な存在でした。彼はコンベンションでみなさんにお会いし、お話を聞き、サーガへの情熱を分かち合うことを愛していました。彼はファンやコンベンション・コミュニティからの賞賛や情熱に謙虚であり続け、また喜び、光栄に思っていました。
アンガスは役者である以上に、親切で思慮深く、寛大な心の持ち主で、彼を知るすべての人々の人生に温かさをユーモアをもたらしました。家族や友人、俳優仲間だけでなく、世界中のファンから深く惜しまれることでしょう。
マッキネス家」
ご冥福を心よりお祈りします。