「お世話になりました」だけでは、ぶっきらぼう。仕事のお礼の言い方とは?【好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術】
仕事のお礼 ①
【言いかえPOINT】
お礼の言葉が「お世話になりました」だけでは、ぶっきらぼうだと思われても仕方がありません。力を貸してもらったときは「おかげさまで○○できました~」「ご尽力のおかげです」「○○さんのおかげにほかなりません」と具体的な内容を添えたり、相手の名前を出したりすることで、感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
【言いかえPOINT】
「お疲れさまでした」は相手をねぎらう言葉であり、感謝を伝えるには不十分。仕事で力を借りたときは「ご尽力いただき」や「ご協力いただき」「お骨折りをいただき」などがオススメ。場面に応じて、「ご配慮いただき」「ご教示いただき」「お口添えいただき」など最適な言葉を選びましょう。
【言いかえPOINT】
親しい間柄であれば「本当に助かりました」でもOKですが、大きな仕事やかしこまった冠婚葬祭の場面では、一段上の丁寧さと気配りが大切。「ありがたく存じます」という謙譲語を使えば礼儀正しく感謝の気持ちを伝えることができます。“恐縮する” という意味を含ませたいときは「痛み入ります」も使えます。
【出典】『好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術』著:山口拓朗