パリ五輪柔道団体「銀」新添左季選手が中高生に指導
世界の技を体感!
パリオリンピックの柔道混合団体で銀メダルを獲得した新添左季選手を招いた柔道教室が11日(月)に上越高校で開かれ、地元の中高生が技のかけ方や防ぎ方を学びました。
新添左季選手は奈良県出身の28歳です。パリオリンピックの柔道混合団体で銀メダルを獲得し、女子個人70キロ級では7位入賞を果たしました。
教室は新添選手が自衛隊体育学校に所属していることから、自衛隊新潟地方協力本部高田地域事務所が開きました。トップクラスの選手と交流することで夢や目標を持ってもらうことがねらいです。
参加した地元の中学生と高校生合わせて25人は、打ち込みや投げ込みなどの基本練習をしたあと、参加者が新添選手に攻撃を仕掛ける乱取りをしました。
この後、新添選手は得意技の「内股」を指導しました。
新添左季 選手
「内股は足を意識しがちだけれど、まずは相手の上半身を崩さないと意味がない。技をかける時は引手をしっかり引き、つり手を押すことができれば、うまく掛かる」
生徒
「(メダリストを前に)テンションがあがった」
「動いて攻めたけど新添選手も早かった。凄いと思った。もっとうまくなりたい」
「新添選手は組み手がうまい。取ろうとしたら相手も下から取ってくる。そういうところを参考に今後 練習に生かしていきたい」
新添左季 選手
「積極性やスタミナの多さ、攻撃力にハングリー精神を感じた。きょうの機会をどうとらえてくれえたか分からないけど、少しでも役にたったらいい。結果にとらわれ過ぎず柔道を楽しんでもらえたらと思う」