ドン・キホーテの個性派お菓子『揚げ揚げ天ぷらスナック』であの食品を激旨アレンジ! 今すぐ試すべし~!!
ドン・キホーテのプライベートブランドといえば『情熱価格』。ただ安いだけじゃなく、ひとクセあるアイテムをお客さんの声に合わせて改良するという、イケイケのベンチャー企業みたいな個性派ブランドだ。
先日おもわず手に取ってしまったのは『揚げ揚げ天ぷらスナック』。
その名の通り 天ぷらをそのままスナック菓子に仕上げた商品ということなのだが……コイツのベストな食べ方を発見したのでご紹介しよう!
・揚げ揚げ天ぷらスナック
妙にテンションの高い名前がつけられたこのお菓子、正式名称は『揚げ揚げ天ぷらスナック めんつゆ仕立て ~野菜編~』。
揚げた野菜を急速冷凍して2度揚げ。つまりフリーズドライのように仕上げたスナック菓子なのだ。
価格は税込755円とちょっと高いが、お客さんの声に応えて味の濃さ・野菜の配合バランス・ジップ付き容器を改良した力作なんですって。
内容はかぼちゃ・れんこん・おくら・生姜のかき揚げ・なすの5種類が入っている。
中身をぜんぶあけるとこの通り。
パッと見ではかぼちゃがもっとも多く、次点でなす、あとは同じぐらいの量ってところだろう。
どの野菜も水分が完全に取り除かれて、ひと噛みで砕けるほどにサクッと軽い食感。
改良されただけあってほどよい塩味と天つゆの風味、そして野菜そのものの味があり、スナック菓子にしては罪悪感少なく楽しめる。
本音を言うとかぼちゃがパサパサ過ぎるのが気になるけど、それ以外に味の不満はナシ。あ、でも……できれば野菜の数はまんべんなく揃えてほしかったかなぁ。
・うどんの具にベストマッチ
このスナック菓子を買った時から、筆者には試したいことがひとつあった。それがこちら!
インスタントうどんのトッピングとして使うこと!!
お湯を注いで3分、誰でも簡単に美味しいうどんが作れる素晴らしいアイテム 日清の『どん兵衛』。しかし具材は揚げが1枚だけと寂しく、また栄養面から見ても偏っていると言わざるを得ない。
そこでこの『揚げ揚げ 天ぷらスナック』をトッピングすれば……ひょっとして、史上最強に豪華なインスタント天ぷらうどんが完成しちゃうのではないだろうか!?
ってなワケで、さっそくお湯を注いだどん兵衛の中に天ぷらスナックを入れていく。
味気ないうどんが華やかになる様子がうれしくて、つい欲張ってたくさん詰め込んでしまった。お湯は気持ち多めに、スナックはお湯に沈むよう上から箸で抑えておく。
3分後に出来上がったうどんが、ど~~~んっ!
どうよ、この野菜の量! カップ一面が具材で覆われているこの姿、どん兵衛にあるまじき迫力と色どりを兼ね備えているじゃないか!!
さっきまでサクサクだったスナックたちは潤いを得て、野菜本来の食感を4割ほど取り戻した。
4割ほどというのは、フリーズドライにお湯を加えたところで もとの状態には戻らないから。つまりインスタント食品としては上出来の美味しさである。
特に気に入ったのが、なす。
出汁をたっぷりと吸い込んでジュワッと旨みが染み出し、まさに揚げびたしのような状態。なすって旨みをスポンジのように吸収する味泥棒だよね。
ダークホースだったのが、しょうがのかき揚げ。
出汁を吸い込んで柔らかくなった衣の中には、生姜以外にコーンや枝豆も入っている。「私、もとから どん兵衛に入っていましたけど?」みたいな顔をして、うどんの具として普通に馴染んでいる。
また一緒に食べていた夫は「れんこんは食感に遊びが出てイイね!」と話していた。5種類も具材を増やせるのだから、きっと誰もがお気に入りの1品を見つけられることだろう。
なお、気を付けるべきはカロリーや脂質。
先ほど「スナック菓子にしては罪悪感が少ない」とは言ったものの、結局のところ揚げ物をたんまり摂取するワケなのだから。
ありきたりな表現にはなってしまうが、食事は栄養バランスを見ながら。美味しいからってインスタント食品ばかり食べないよう気を付けてね!
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.