【西武】蛭間拓哉選手インタビュー 今シーズンの1番印象に残っていることとは?
11月29日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの蛭間拓哉選手にインタビューした模様を放送した。今シーズンの1番印象に残っていること、オフシーズンに守備に関して取り組んでいることについて訊いた。
――今シーズンの忘れられないシーン、印象に残った1球を伺いたいのですが、今シーズンを振り返ってみて守備、打席でも1番印象に残っていることはありますか?
蛭間「たくさん悔しい場面もありましたが、特にオリックス戦(5月26日、9回戦)のマチャド投手から放ったライト前への勝ち越しタイムリーヒットですね。自分のミスで点を取られたので、ミスを取り返す気持ちで打席に入りヒットで何とか逆転ができたので、すごく印象に残っています」
――ミスをしたあとの打席はやはり気持ちが違いましたか?
蛭間「『何とか取り返せ』と言われましたし、そういう気持ちで自分もいたので何とか取り返せてよかったです」
――打った球種は覚えていますか?
蛭間「真っ直ぐですね」
――あの場面でマチャド投手から打てたということは、ご自身にとっても非常にいい経験となり自信になりましたか?
蛭間「そうですね。速い真っ直ぐだったのでそれを捉えられたというのもよかったですし、自分のミスを取り返したというところでもよかったなと思います」
――守備に関して今シーズンのオフはどんなふうに取り組んでいますか?
蛭間「今は一歩目のスタートというところで熊代(聖人)コーチと取り組んでいて、フェニックスリーグとキャンプで教えてもらったことがすごく自分のなかで身になっていると思うので、これをしっかり来シーズンの守備でも貢献できるように頑張りたいなと思います」
――今年2年目のシーズンは63試合で.220という打率でしたが、ファンのみなさんは「蛭間選手はこんなもんじゃない」と思っていますよ。
蛭間「本当にこの2年間は情けない結果で終わっているので、3年目はしっかり結果を出さないとファンのみなさんの期待を裏切ってしまうと思うので、期待にしっかり応えて結果を出せるようにこのオフシーズンは準備をしていきたいなと思います」
――蛭間選手が打席に入る時の登場曲、「2億4千万の瞳」(郷ひろみ)で気持ちよくファンは「ジャパン!」と言いたいわけですから。
蛭間「はい。そうですね」
――来シーズンに向けて、最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
蛭間「今シーズンはチームとしても個人としても不甲斐ない結果となってしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。オフシーズンでしっかりと取り組んで、「今年の蛭間は違う」と思っていただけるように精一杯頑張るので、これからも熱いご声援をよろしくお願いします」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー