インカレ 日体大SMG、悲願の優勝 5大会ぶり、日本一に
昨年12月から1月まで行われた第33回全日本大学女子サッカー選手権大会(通称:インカレ)において、日体大SMG横浜が5大会ぶり、19回目の優勝を果たした。
決勝戦の舞台は味の素フィールド西が丘(東京都)、相手は山梨学院大学。後半9分に先制点を決めるも、終了間際に同点に持ち込まれ延長戦に。タフな展開の中、菅原眞名選手がゴールを決め、2対1で試合を制した。大会MVPに選出された菅原選手は「最後まで自分たちを信じて戦い抜いた結果、勝つことができて、とにかくうれしかった。今までやってきたことを正解にできたのかなと思った」と試合を振り返った。大槻茂久監督は「選手、スタッフ、応援していただいた方々と喜びと感動を分かち合うことができ、感謝の気持ちが溢れた」と語った。
なかなか良い結果を残せなかった今季を、渡部麗選手と野中遥陽選手のWキャプテンを中心に乗り越えてきた同チーム。日本一の景色を皆で見ることをイメージし、戦術確認の徹底や選手間の共通理解を深めて準備するなど、「チーム力」に磨きをかけて大会に挑んだ。過去3年間、優勝を逃してきた大会でもあり、「インカレこそは」「今年こそは」という気持ちが強かったという渡部選手。悲願の優勝に「たくさんの人に支えてもらいここまで来た。みんなが喜んでくれる姿を見て、良かったと感じた」と喜びを語った。
この結果を受け2月26日、同チームは中島隆雄区長に表敬訪問を予定している。