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地域の発展目指し24年 情報誌「直江の津」終刊 上越なおえつ信金倶楽部解散で

上越タウンジャーナル

上越信用金庫(新潟県上越市中央1)の外郭団体「上越なおえつ信金倶楽部」はこのほど、創刊約24年を数える地域情報誌「直江の津」の終刊号を発行した。同団体の解散に伴い、上越地域の発展を目指して地域の歴史や旬の話題を発信してきた同誌が役目を終える。

《画像:このほど発刊された「直江の津」終刊号》

直江の津は、旧直江津信用金庫時代の2001年、直江津地区の歴史や文化を見直すことで地域振興につなげていこうと創刊した。年4回発行し、会員に配布するほか書店でも販売していたが、2008年に休刊。復活を望む声を受け、5年後の2013年に復刊してからは、夏と冬の年2回発行してきた。

昨年、旧直江津信金と旧高田信金の合併から20周年を迎えたことや、今年上越信金が創立100周年となるのを機に、上越なおえつ信金倶楽部は旧高田信金からの外郭団体「たかしん会」と、「しんきん地域経営塾」と共に解散し、新たな会を発足する。これにより直江の津も終刊が決まった。

終刊号となる55号では、上越なおえつ信金倶楽部の小林正夫代表幹事と、上越信金の日馬直一理事長のインタビューを掲載。団体発足当時の社会状況や同誌の意義を振り返るほか、現在の上越地域の経済状況や今後について語っている。また、長年同誌で連載してきた元上越市学芸員の小島幸雄さんによる頸城平野の景色についての論考や、頸城自動車の上野聡美さんによる巻頭エッセイなどを収録する。

創刊当時から企画編集を担う北越出版の佐藤和夫さんは「その時々で『今残しておかないといけない』と思うテーマをやってきた。役目は果たせたと思う」と話していた。

全32ページ、550円。春陽館書店や知遊堂、無印良品直江津などで販売している。問い合わせは上越信用金庫営業統括部025-543-0398( tel:0255430398 )。

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