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『ゴジラxコング』続編で人間ドラマ強化 ─ 「共感できるキャラクターで観客の心を動かす」

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モンスター・ヴァース『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)の続編映画『ゴジラxコング:スーパーノヴァ(原題)』は、やはり過去作から方針をやや変更し、人間ドラマも掘り下げた作品になるようだ。新たにキャストとして加わった『罪人たち』(2025)のデルロイ・リンドーが、米にて語った。

既報によると、本作は「世界を滅亡に導く大惨事に、おなじみのゴジラとコングが立ち向かう」ストーリー。製作のレジェンダリー・エンターテインメントは、ゴジラとコングを軸に据えつつも、人間のキャラクターもより強化する意向だと。

このたび、リンドーは「この手の物語は人間的な要素ができるかぎり強固でなければいけない、という認識がプロデューサーたちと一致したことに感謝しています」とコメント。本作の人間ドラマに重きを置く新方針を裏付けた。

「彼らは私の演じる役柄をともに肉付けしてくれましたし、できるかぎり人間として共感できるキャラクターにしてくれました。このようなCGを駆使した大作映画を成功させるには、人間的な要素が観客の心を動かさなければいけません。彼らはそのことをきちんと理解しているのです。」

モンスター・ヴァースにおいては、『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』(2019)以降、人間よりも怪獣の出番を大切にする方針が強くなっており、そのことが怪獣映画ファンには支持された一方、特に批評家の間では賛否を分けていた。しかし、日本発の『ゴジラ-1.0』(2023)がアメリカにおいてストーリー面でも高く評価されたこともあろう、次回作は怪獣バトルと人間ドラマの両立に挑むことになる。

出演者も名優揃いだ。『ゴジラxコング 新たなる帝国』獣医トラッパー役のダン・スティーヴンスが復帰するほか、新たに「THE LAST OF US」のケイトリン・デヴァー、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)(2023)のマシュー・モディーン、『フェラーリ』(2023)のジャック・オコンネル、『罪人たち』(2025)のデルロイ・リンドー、さらに『ジュラシック・パーク』シリーズの名優サム・ニールが加わった。

監督は前作のアダム・ウィンガードに代わり、SF映画『アイ・アム・マザー』(2019)の新鋭グラント・スピュートリ。脚本は『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2022)『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデイヴ・キャラハムが執筆した。

映画『ゴジラxコング:スーパーノヴァ(原題:Godzilla x Kong: Supernova)』は2027年3月26日に米国公開予定。

Source: KTVU (via )

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