18歳未満は利用できないSNS「mixi2(ミクシィ2)」を使ってみた感想 / 招待制・1日のアップロード制限などアリ
何の前触れもなく突然来た! あのミクシィ(mixi)が新サービスを開始したぞ!! その名もミクシィ2!! ってことは、これまでのミクシィは1(ワン)だったってことなのか~ッ!
それはさておき、この新サービスは招待制のSNSである。しかも年齢制限付き! 18歳未満の利用は禁止とされている。幸い、私(佐藤)は招待を利用できたので、早速登録してサクっと使ってみたぞ。
・まさかのmixi2!
まずはザックリとサービスについてお伝えしよう。mixi2はアプリ(iOS・Android)でのみ利用できる。現段階(2024年12月16日)でブラウザ版は公開されていないようだ。
最大の特徴はやはり年齢制限ではないだろうか。アプリの説明欄に「mixi2は18歳未満の利用を禁止しています」と記載されている。
ただ、年齢認証的なものは用意されていないものの、利用規約にも「未成年者が本サービスを利用することはできません」との記載を確認できる。
で、始めるには招待が必要だ。アプリをダウンロードしても、初回起動時は以下の表示から先に進むことができない。
私は知人が招待画面をX(Twitter)に投稿してくれたので、そのリンクから知人の自動フォローを経て、サービスに入ることができた。
最初の画面に健全なサービス・コミュニティ運営のための注意書きが記載されているので、これに同意する。
この後にメールアドレスを入力して、アドレスに届いた認証コードを入力。さらに名前とサービス上のIDを入力して初期設定は完了である。
ホーム画面は、「X」「Bluesky」や「Threads」と同じような感じ。画面上部にタイムいラインの切り替えタブがあり、下部に「検索」「コミュニティ」「通知」「メッセージ」と並んでいる。初見でも迷わずに使うことができるだろう。
続いてこのサービスの特徴に多彩な「リアクション」がある。初めて参加するSNSの割に画面がにぎやかに見えるのは、おそらくリアクションのためだろう。
絵文字はもちろん、アルファベットや日本語のものも豊富にあって、ハートやグッドボタンだけでは表現できなかった感情を表現できる。まるでLINEのスタンプみたいだ。
それから「エモテキ」と呼ばれる機能は、投稿にも他のサービスにはない “動き” を選択することができる。
ある意味、漫画的に投稿を楽しめそうだ。
ユーザーは最大3つまで作成可能となっている。それから1日にアップロードできる写真や動画には制限があり、最大1ギガバイトまでしか投稿できない。
ためしに1本(約1分)の動画を投稿したら、ステータスバーの7分の1くらいまで色が進んだ。
イベントに参加して夢中になって連投すると、すぐに上限に達してしまいそうだ。友達や家族とテーマパークに行った時、それからクリスマスやお正月などで、たくさん撮影した場合には、投稿するものは吟味しなければならないだろう。
・使ってみた感想
まだ1日も使ってないけど、私は割と良い印象を受けた。まずは年齢制限についてだ。最近Xでは、怪しい広告が相次いでタイムラインに流れてきて、不快に感じている。これらを10代も目にすると思うと不安ではあった。SNS利用に賛否はあるが、サービスリリース時にその線引きをしっかりしている点は、とても評価できる。
それから、「いまさら新SNS!?」とは思ったけど、エモテキやリアクションなどで他社のサービスと差別化しているところは、後発ゆえの強みな気もする。新サービスがどんな風に利用されていくのだろうか。エモテキで新しい投稿スタイルが根付いていくと面白いかも。
それにも増して気になるのは初代ミクシィだ。初代はこの先どうなるのだろうか、2に吸収されるなんてことになるのかな……。
執筆:佐藤英典
Screenshot:iOS mixi2